しらいのりこさんに習う鶏料理のコツ
彩り鮮やか!甘辛い"鶏そぼろ弁当"

彩り鮮やか!甘辛い"鶏そぼろ弁当"

鶏そぼろは永遠のご飯の友であり、また、いろいろな料理に応用できるので、つくりおきしておくと便利です。「ごはん同盟」として活躍中の料理研究家・しらいのりこさんに、定番の鶏料理から面白い組み合わせまで、鶏料理をぐっと美味しくするコツを習いました。

“鶏そぼろ弁当”のつくり方

鶏そぼろも卵そぼろも、つくるときは、箸4本を使って、ぽろぽろになるまで絶えずかき混ぜる。箸2本で混ぜるよりもほぐれやすい。

材料材料 (1人分)

★ 〈鶏そぼろ〉
・ 鶏挽き肉100g
・ 醤油大さじ1
・ 砂糖大さじ1
・ 酒小さじ1
・ 味醂小さじ1
・ 生姜小さじ1~2(すりおろす)
★ 〈卵そぼろ〉
・ 卵1個
・ 砂糖小さじ2
・ 酒小さじ2
★ 〈ほうれん草のおひたし〉
・ ほうれん草1~4束
・ 醤油少々
ご飯適量

1鶏そぼろをつくる

フライパンに鶏そぼろの材料をすべて入れて箸4本で混ぜ、中火で熱して2分ほど、水っぽさがなくなり表面に焼き色がつくまで、絶えずかき混ぜる。

鶏そぼろをつくる
鶏そぼろをつくる

2卵そぼろをつくる

フライパンに材料すべてを入れてよく混ぜ、中火で熱し、箸4本で絶えずかき混ぜる。

3ほうれん草のおひたしをつくる

ほうれん草はさっとゆでて水気を絞り、長さ3cmに切り、醤油と和える。

4弁当箱に盛りつける

弁当箱にご飯を詰め、鶏そぼろ、卵そぼろ、ほうれん草のおひたしをのせる。

完成
鶏そぼろの茶と卵そぼろの黄、ほうれん草の緑のコントラストが鮮やか。甘辛い鶏そぼろは、大人も子供も大好きな味。砂糖の量はお好みで少し加減しても良い。

しらいのりこ(ごはん同盟)

ごはん同盟調理担当。ごはんに合うおかず、日本の郷土料理、酒をこよなく愛する料理研究家。『しらいのりこの絶品!ご飯のおとも101』『ポリ袋でレンチンおかず。電子レンジでこんなにおいしい!』などの著書がある。

取材:風来青 撮影:キッチンミノル

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 鶏肉料理もも・むね・ささみクッキング」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ 鶏料理もも・むね・ささみクッキング
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A4変型判(120頁)
2022年2月21日発売 880円(税込み)