今井亮さんに習う中華ベースの春の大皿料理
にらの香りで食欲増進!"牛肉ステーキ アボカドにらソース"

にらの香りで食欲増進!"牛肉ステーキ アボカドにらソース"

にらのパンチが効いた中華風ソースが、分厚いステーキをますます美味しくします!ご飯にも、お酒にも合う一皿です。料理研究家の今井亮さんに、中華料理のエッセンスと技を加えた、迫力のある春の大皿料理を習いました。

“牛肉ステーキ アボカドにらソース”のつくり方

ワカモレ風のアボカドソースににらがパンチを加えて、いくらでも食べすすめられます。肉の厚さによって焼き時間は調整を。分厚い肉の焼き加減は、金串を刺してしばらくおいてから引き抜き串を触り、中心がお風呂の温度くらいになっていればちょうどよい加減。そこから10分休ませます。

材料材料 (4人分)

牛肉250g×2枚(ステーキ用、厚さ3cm)
小さじ1
オリーブオイル大さじ3
★ アボカドにらソース
・ アボカド1個
・ にら1/2束
・ 玉ねぎ1/4個
・ 生姜1片
・ オリーブオイル大さじ1
・ ナムプラー大さじ1
・ レモン汁大さじ1

1牛肉の下準備

牛肉は室温に1時間おき、表面の水気を取ってから両面に塩をふる。

2ソースの下ごしらえ

アボカドは1cm角、にらは幅2mmに切る。玉ねぎはみじん切りにして水にさらし、水気を絞る。生姜はみじん切りにする。

3混ぜる

ボウルに2と残りのソースの材料をすべて入れて混ぜ合わせる。

混ぜる
アボカドにらソースはすべての材料を混ぜるだけ。冷ややっこにかけてもおいしい。

4焼きはじめる

フライパンにオリーブオイルを大さじ1入れて中火で熱し、牛肉の側面を2分ずつ焼く。

5弱めの中火で肉に火を通していく

オリーブオイルを足して断面を下にし、弱めの中火でオリーブオイルをかけながら2分、返して同じように2分焼く。

弱めの中火で肉に火を通していく
弱めの中火で肉に火を通していく
肉に厚みがあるので、熱い油をかけながら火を通していきます。

6仕上げる

アルミホイルを2重にして牛肉を包み10分休ませ、食べやすく切ったら皿に盛り、3のソースをかける。

仕上げる
休ませて肉汁を落ち着かせます。
完成

教える人

今井 亮 料理研究家

今井 亮 料理研究家

1986年生まれ。京都府京丹後市出身。日本海に面した地域で生まれ、大自然と大家族の中で育つ。京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。フードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。料理教室『亮飯店』主宰。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』。

文:椙下晴子 写真:田村昌裕

この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「春のキッチン」
四季dancyu「春のキッチン」
A4変型判(120頁)
2021年3月13日発売/1100円(税込み)