にらのパンチが効いた中華風ソースが、分厚いステーキをますます美味しくします!ご飯にも、お酒にも合う一皿です。料理研究家の今井亮さんに、中華料理のエッセンスと技を加えた、迫力のある春の大皿料理を習いました。
ワカモレ風のアボカドソースににらがパンチを加えて、いくらでも食べすすめられます。肉の厚さによって焼き時間は調整を。分厚い肉の焼き加減は、金串を刺してしばらくおいてから引き抜き串を触り、中心がお風呂の温度くらいになっていればちょうどよい加減。そこから10分休ませます。
牛肉 | 250g×2枚(ステーキ用、厚さ3cm) |
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塩 | 小さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ3 |
★ アボカドにらソース | |
・ アボカド | 1個 |
・ にら | 1/2束 |
・ 玉ねぎ | 1/4個 |
・ 生姜 | 1片 |
・ オリーブオイル | 大さじ1 |
・ ナムプラー | 大さじ1 |
・ レモン汁 | 大さじ1 |
牛肉は室温に1時間おき、表面の水気を取ってから両面に塩をふる。
アボカドは1cm角、にらは幅2mmに切る。玉ねぎはみじん切りにして水にさらし、水気を絞る。生姜はみじん切りにする。
ボウルに2と残りのソースの材料をすべて入れて混ぜ合わせる。
フライパンにオリーブオイルを大さじ1入れて中火で熱し、牛肉の側面を2分ずつ焼く。
オリーブオイルを足して断面を下にし、弱めの中火でオリーブオイルをかけながら2分、返して同じように2分焼く。
アルミホイルを2重にして牛肉を包み10分休ませ、食べやすく切ったら皿に盛り、3のソースをかける。
1986年生まれ。京都府京丹後市出身。日本海に面した地域で生まれ、大自然と大家族の中で育つ。京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。フードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。料理教室『亮飯店』主宰。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』。
文:椙下晴子 写真:田村昌裕
この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。