白玉は豆乳でこねることによって、いつまでも柔らかい仕上がりに。料理研究家の今井亮さんに、中華料理のエッセンスと技を加えた、迫力のある春の大皿料理を習いました。
いちごの香りいっぱいのデザート。ココナッツミルクがコクを出しながらも主張しすぎず、いい塩梅です。白玉は丸くして冷凍しておけば、食べたいときにすぐゆでられます。
★ 豆乳白玉 | |
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・ 白玉粉 | 100g |
・ 豆乳 | 90ml |
★ いちごココナッツミルクソース | |
・ いちご | 200g |
・ ココナッツミルク | 1/2カップ |
・ 牛乳 | 1/2カップ |
・ グラニュー糖 | 50g |
・ レモン汁 | 小さじ1 |
いちごはへたを取り、ボウルに入れて粗く手でつぶす。残りのソースの材料をすべて入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やす。
別のボウルに白玉粉を入れて豆乳を数回に分けて加え、ダマがなくなるまで混ぜたら小さめの一口大に丸める。
たっぷりのお湯を沸かし、白玉をゆで浮いてきたらさらに2分ゆでて、氷水で冷やす。
3の水気をきって器に盛り、1のソースをかける。
1986年生まれ。京都府京丹後市出身。日本海に面した地域で生まれ、大自然と大家族の中で育つ。京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。フードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。料理教室『亮飯店』主宰。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』。
文:椙下晴子 写真:田村昌裕
この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。