今井亮さんに習う中華ベースの春の大皿料理
食べごたえ抜群!"グリーンピースと海老の春巻き"

食べごたえ抜群!"グリーンピースと海老の春巻き"

グリーンピースがふわっと弾ける、春にふさわしい春巻きです。料理研究家の今井亮さんに、中華料理のエッセンスと技を加えた、迫力のある春の大皿料理を習いました。

“グリーンピースと海老の春巻き”のつくり方

見るからにパリパリでおいしそうな春巻き。海老に豚挽き肉を加えているので、食べごたえも十分です。グリーンピースの青い香りがなんとも美味ですが、夏はとうもろこし、秋ならきのこもお薦めです。

材料材料 (8本分)

海老200g
豚挽き肉100g
グリーンピース100g
春巻きの皮8枚
揚げ油適量 
★ 水溶き小麦粉(混ぜ合わせる)
・ 小麦粉大さじ2
・ 水大さじ2
★ 合わせ調味料(混ぜ合わせる)
・ 生姜1片分(すりおろし)
・ 片栗粉大さじ1
・ 醤油大さじ1と1/2
・ 酒大さじ1
・ 砂糖小さじ1
・ 胡麻油小さじ1

1海老の下ごしらえ

海老は背ワタを取り、細かく刻んでから包丁で粗めにたたく。

2グリーンピースの下ごしらえ

グリーンピースは塩を少々(材料外)加えたお湯で1分ゆでて、粗熱を取る。

3あんを混ぜる

ボウルに1と挽き肉、合わせ調味料を加えて粘り気が出るまで混ぜ、2を加えてさらに混ぜ合わせ、8等分にする。

4春巻きを巻く

春巻きの皮にあんをのせて包み、水溶き小麦粉で留める。

春巻きの皮にあんをのせて包み、水溶き小麦粉で留める。
パリパリ春巻きのコツ
あんは控えめに皮にのせて、左右に余白をつくります。最初のひと巻きはしっかり巻いて、あとはあえてふんわりと巻くと、揚げたときにパリパリに。さらに二度揚げすることで冷めても永遠にパリパリが続くという、中華料理店出身の今井さんならではのテクニック。

5揚げる

揚げ油を160℃に熱し、春巻きを入れてうっすら色づくまで4~5分揚げる。一度引きあげて1分休ませたら油を170℃に上げて、表面がパリパリになるまで揚げる。

完成

教える人

今井 亮 料理研究家

今井 亮 料理研究家

1986年生まれ。京都府京丹後市出身。日本海に面した地域で生まれ、大自然と大家族の中で育つ。京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。フードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。料理教室『亮飯店』主宰。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』。

文:椙下晴子 写真:田村昌裕

この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「春のキッチン」
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A4変型判(120頁)
2021年3月13日発売/1100円(税込み)