野菜たっぷり春の洋食
ローズマリー香る"グレープフルーツとちぎり寒天の香りデザート"

ローズマリー香る"グレープフルーツとちぎり寒天の香りデザート"

グレープフルーツの酸味とローズマリーの香りがマッチしたさっぱりとした味わいです。料理研究家の植松良枝さんに、春に美味しい果物で、簡単寒天スイーツを習いました。

“グレープフルーツとちぎり寒天の香りデザート”のつくり方

ローズマリーの香りが爽やかなさっぱりデザートです。
寒天とグレープフルーツが渾然一体となった不思議なビジュアル。口の中で察知した寒天の存在に改めて感動。

材料材料 (2人分)

棒寒天1本(8g)
グレープフルーツ1個(ホワイト)
ローズマリーの葉小さじ1/3~1/2(みじん切り)
はちみつ大さじ4~5

1寒天をもどす

寒天をもどし、ぎゅっとしっかり水気を絞ったら細かくほぐす。

2グレープフルーツをほぐす

グレープフルーツは皮をむき、房から実を丁寧に取り出し、2~3等分にほぐしてボウルに入れる。

3和える

ボウルに1、ローズマリー、はちみつを加えてスプーンなどでよく混ぜ合わせる。

完成

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

料理研究家。人気の料理教室「日々の飯事」主宰。野菜の力を最大限に生かしてつくる料理は滋味あふれる味わい。土に接して野菜の生命を育むことに喜びを感じるというだけあり、野菜のおいしさを引き出すことにも余念がない。季節の楽しみは食べることはもちろん、日々の生活のなかでもフルに生かされている。寄せ植えやリース、椅子の置き場所ひとつにも、季節の喜びを演出して心地のよい空間をつくり出す。最新刊は『一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ』(弊社刊)が発売。

構成:中村裕子 写真:野口健志

この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「春のキッチン」
四季dancyu「春のキッチン」
A4変型判(120頁)
2021年3月13日発売/1100円(税込み)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。