そら豆の甘味がにんにくや各種スパイスの刺激と見事に調和し、存在感のあるペーストになります。スパイス、レモン、ハーブなど異国情緒あふれる香りの多重奏が魅力のモロッコ料理を、料理研究家の口尾麻美さんに教えてもらいました。
パンにつけて食べることはもちろん、もう少しゆるく仕上げてスープとして楽しむのもお薦めです。
乾燥そら豆 | 150~200g(またはえんどう豆) |
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水 | 500ml |
にんにく | 2~3片 |
A | |
・ パプリカパウダー | 小さじ1/2 |
・ クミンパウダー | 小さじ1 |
・ 塩 | 小さじ1 |
・ 胡椒 | 小さじ1 |
・ オリーブオイル | 大さじ2~3 |
オリーブオイル | 適量 |
クミンパウダー | 適量 |
カイエンペッパー | 適量 |
乾燥そら豆は熱湯に15分つけて皮を取り除いた後、1晩水につける。
1の水をきって鍋に入れ、分量の水、にんにくを入れ、蓋をして中火にかける。沸いたら吹きこぼれないように火を弱め、途中、アクを取りながらやわらかくなるまでゆでる。
2を余分な水気をきってフードプロセッサーに入れ、Aも加えて撹拌し、ペースト状にする。
温かいうちに器に盛り、オリーブオイル、クミンパウダー、カイエンペッパーを散らす。
アパレルの仕事を経て料理の道へ。世界各国へ旅をし、インスピレーションを受けた料理をイベントや料理教室で紹介。モロッコのほか、トルコやリトアニア、台湾などをテーマにした著書がある。
文:鹿野真砂美 写真:宗田育子
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。