カルダモンでつくった肉味噌と椎茸が香ばしく焼き上がると、香りだけで一杯飲める絶品つまみです。「スパイスは日本酒の中に隠れているおいしさや香りをふくらませてくれます」と酒肴家の稲垣知子さん。数あるスパイスの中でも特に日本酒に合うという、カルダモンとクミンを使ったつまみを習いました。
椎茸の旨味エキスと、肉味噌の甘・辛・爽が口の中に押し寄せる!
生椎茸 | 小4個 |
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カルダモン肉味噌 | 大さじ4 |
椎茸は軸をはずし、1個につきカルダモン肉味噌大さじ1を詰める。
魚焼きグリルやオーブントースターで肉味噌の表面に香ばしい焼き色がつくまで5~6分焼く(焦げつきそうなら、アルミホイルをかぶせて5分ほど焼き、アルミホイルをはずして軽く焼き色をつける)。
和食からエスニックまで、ジャンルを超えて日本酒に合うつまみを研究。スパイスを使った料理と日本酒のペアリングも得意。ふだんは何種類ものスパイスを組み合わせて使うことが多い。「スパイスの効果で、料理とお酒の味わいに深みが増すんです」
文:佐々木香織 写真:宮濱祐美子 スタイリング:大畑純子 撮影協力:UTUWA
※この記事の内容は「技あり!dancyuスパイス」に掲載したものです。