グラタン自由自在!
コク深くボリュームたっぷりの"新玉ねぎの挽き肉ソースグラタン"

コク深くボリュームたっぷりの"新玉ねぎの挽き肉ソースグラタン"

鶏挽き肉入りのホワイトソースを、甘味豊かな新玉ねぎにたっぷりからめたボリュームグラタンです。定番のグラタンから、旬の野菜や季節の魚を使った個性あふれるレシピを大庭英子先生に教えてもらいます。自由自在なグラタンの世界をお楽しみください!

“新玉ねぎの挽き肉ソースグラタン”のつくり方

シンプルな塩、胡椒味で素材の旨味を引き立てる。新玉ねぎを蒸し焼きにして甘味をしっかり引き出した後オーブンで焼きつけるのがポイント。

材料材料 (2~3人分)

新玉ねぎ小3個
★ 挽き肉ソース
・ 鶏挽き肉150g
・ サラダ油大さじ1
・ バター大さじ2(24g)
・ 薄力粉大さじ4
・ 牛乳2カップ
・ 塩小さじ1
・ 胡椒少々
サラダ油大さじ2
グリュイエールチーズ100g(またはピザ用チーズ(すりおろす))

1下ごしらえ

新玉ねぎは皮をむいて上下を切り落とし、2〜3枚の輪切りにする。

2挽き肉ソースをつくる

鍋にサラダ油を熱して挽き肉を入れ、ほぐしながらポロポロになるまでよく炒める。バターを加えて混ぜ、薄力粉を入れる。焦がさないように炒め、牛乳を加えて泡立て器で混ぜ、塩、胡椒して混ぜ、弱火でとろりとするまで煮詰める。

挽き肉ソースをつくる

3玉ねぎを蒸し焼きにする

フライパンにサラダ油を中火で熱して玉ねぎを入れ、両面に焼き目をつける。蓋をして弱火で3〜4分、玉ねぎがやわらかくなるまで蒸し焼きにする。

玉ねぎを蒸し焼きにする

4オーブンで焼く

耐熱の器に挽き肉ソースの1/2量を敷き、玉ねぎを並べて残りのソースを全体にかけ、チーズをふって高温(230℃前後)のオーブンで12〜15分焼く。

完成

教える人

大庭英子 料理家

大庭英子 料理家

料理研究家。和洋中を問わず、毎日役立つ家庭料理を提案。旬の野菜使いは絶妙で、定番料理はもちろん、アイディアあふれるアレンジ料理も「おいしい」と定評がある。

文:中村裕子 写真:野口健志

この記事は技あり!dancyu「グラタン」に掲載したものです。

技あり!dancyuグラタン
技あり!dancyuグラタン
焦げ目を楽しむ78皿。

A4変型判(112頁)
ISBN:9784833480840
2021年12月21日発売/880円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。