白いごはんに合うアボカドレシピ
半熟が美味しい"アボカドのかに玉風"

半熟が美味しい"アボカドのかに玉風"

かに玉にアボカドを加えてボリュームアップ!アボカドを「豆腐」のように使って、ご飯がすすむおかずに仕上げます。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。

アボカドのかに玉風のつくり方

カニかまぼこでつくる、お手軽メニューです。ねぎと生姜は必須。炒めているときの香りがすでに中華。ご飯といただく幸せが食べる前からスタート。半熟に仕上げるのがポイントです。

材料材料 (2~3人分)

アボカド1個
カニかまぼこ50g
長ねぎ1/2本
生姜小1/2片分(せん切り)
★ 【卵液】
・ 卵4個
・ 酒大さじ1
・ 塩小さじ1/4
・ 胡椒少々
サラダ油大さじ2と1/2
少々
胡椒少々

1下準備

カニかまぼこは長いものは半分に切り、ほぐす。ねぎは縦半分に切ってから斜めせん切りにする。アボカドは縦半分にして種を取り、皮をむく。さらに縦半分にしてから幅 1cmのいちょう切りにする。

2卵液をつくる

大きなボウルに卵をほぐし、残りの材料を加えて混ぜる。

3炒めて卵液に加える

フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱してカニかまぼこ、ねぎ、生姜を入れてさっと炒め、アボカドを加えてさっと炒める。軽く塩、胡椒して混ぜ、卵液に加えて混ぜる。

4焼く

フライパンをさっと洗って水気を拭き、サラダ油大さじ2を入れて中火で熱し、4を流し入れて大きくかき混ぜる。半熟状になったらフライ返しで4等分にして1切れずつ裏に返してさっと焼き、器に盛る。

焼く
卵を半熟状に仕上げるため、具はあらかじめさっと炒めておきます。具を加えた卵液はフライパンに一気に流し込んで、大きく混ぜながら手早く仕上げるのがポイント。
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。

使えるdancyuアボカド
使えるdancyuアボカド
A4変型 判( 88 頁)
ISBN: 9784833479349
2020年11月16日発売 / 880円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。