意表をついた「アボカド揚げ」は、知る人ぞ知るおいしさです。外はカラリ、中はホクホクとろり。まずはつくってみてください。きっとやみつきになるはずです!甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。
天ぷらにアボカドをプラス。シンプルにアボカド単体で揚げてもよし、エビとのかき揚げならなおよし。かき揚げそのものを味わってもよし、かき揚げ丼にすればさらによし!
アボカド | 小1個(250g) |
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むきエビ | 小100g |
小麦粉 | 大さじ2/3 |
★ 【衣】 | |
・ 溶き卵1/2個分と冷水 | 合わせて1/2カップ |
・ 小麦粉 | 50g |
・ 片栗粉 | 大さじ2 |
★ 【天つゆ】 | |
・ 水 | 2/3カップ |
・ みりん | 大さじ2 |
・ 醤油 | 大さじ2 |
削り節 | 1パック(5g入り) |
揚げ油 | 適量 |
温かいご飯 | 適量 |
鍋に水を入れて中火にかけ、煮立ってきたら残りの材料を入れて再び煮立ってきたら、火を弱めて2~3分煮てこす。
アボカドは縦半分にして種を取り、皮をむく。さらに縦2~3等分に切り、横に幅1cmに切る。エビは背ワタのあるものは取り、水で洗って水気を拭く。
ボウルにアボカド、エビを入れて小麦粉をふり、全体にまぶす。
別のボウルに衣をつくる。溶き卵と冷水を入れて混ぜ、粉を加えて泡立て器で軽く混ぜる。
衣を3に加えてさっくり混ぜ、穴あきスプーンで1/6量をすくって中温(175℃)に熱した揚げ油に入れる。続いて2個分も入れて、途中裏に返して2分ほどカリッと揚げて取り出し、残りも同様に揚げる。
丼に温かいご飯を盛り、かき揚げをのせて天つゆをかける。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。