ペンネを牛乳でゆでることで、無駄を省きつつ旨味をプラス!しっかりとした味わいですが、食べ心地は爽やかな一品です。ベシャメルソースを使わない、チーズの旨味を利用してつくる大人の軽やかグラタンを、料理家の平野由希子さんに教えてもらいました。
ブルーチーズソースがからんだ歯ごたえのいいセロリとかぶが爽やか。バターが香るパリパリのパン粉が香ばしく、ついワインに手が伸びる。
セロリの茎 | 1本 |
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かぶ | 1個 |
ペンネ | 100g |
鶏むね肉 | 1/2枚 |
玉ねぎ | 1/2個 |
バター | 大さじ2 |
牛乳 | 2カップ |
生クリーム | 1/4カップ |
ブルーチーズ | 50g(ゴルゴンゾーラなど) |
パン粉 | 適量 |
塩 | 適量 |
胡椒 | 適量 |
鶏肉は一口大に切り、塩、胡椒各適量をふる。玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし、セロリは幅1cmの斜め切りにする。かぶは皮をむいて、8等分のくし形に切る。
フライパンにバター大さじ1を熱し、玉ねぎを弱火で炒める。しんなりしてきたら、鶏肉を加えて焦がさないように炒める。鶏肉に火が通ったら、セロリ、かぶを加えて塩適量をふり、さっと炒める。
鍋に牛乳を入れて中火にかけ、沸騰したらペンネ、塩少々を入れて弱火にする。時々かき混ぜながらゆでる。
さらに、生クリーム、ちぎったブルーチーズを入れて溶かし、②を加えて混ぜ、塩、胡椒で味をととのえる。
耐熱皿に④を入れ、パン粉を全体に散らす。残りのバターをちぎってのせる
220℃のオーブンで10~12分、またはオーブントースターでこんがりとした焼き色がつくまで焼く。
フレンチをベースに、ワインなどのペアリングとともに多岐にわたるレシピを提案。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。『ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖』(KADOKAWA)など著書多数。
文:瀬川 慧 写真:公文美和
この記事は技あり!dancyu「グラタン」に掲載したものです。