たっぷりチーズの野菜グラタン
歯ごたえが心地よく爽やかな味わいの"セロリとかぶのブルーチーズグラタン"

歯ごたえが心地よく爽やかな味わいの"セロリとかぶのブルーチーズグラタン"

ペンネを牛乳でゆでることで、無駄を省きつつ旨味をプラス!しっかりとした味わいですが、食べ心地は爽やかな一品です。ベシャメルソースを使わない、チーズの旨味を利用してつくる大人の軽やかグラタンを、料理家の平野由希子さんに教えてもらいました。

“セロリとかぶのブルーチーズグラタン”のつくり方

ブルーチーズソースがからんだ歯ごたえのいいセロリとかぶが爽やか。バターが香るパリパリのパン粉が香ばしく、ついワインに手が伸びる。

材料材料 (2~3人分)

セロリの茎1本
かぶ1個
ペンネ100g
鶏むね肉1/2枚
玉ねぎ1/2個
バター大さじ2
牛乳2カップ
生クリーム1/4カップ
ブルーチーズ50g(ゴルゴンゾーラなど)
パン粉適量
適量
胡椒適量

1下ごしらえ

鶏肉は一口大に切り、塩、胡椒各適量をふる。玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし、セロリは幅1cmの斜め切りにする。かぶは皮をむいて、8等分のくし形に切る。

2炒める

フライパンにバター大さじ1を熱し、玉ねぎを弱火で炒める。しんなりしてきたら、鶏肉を加えて焦がさないように炒める。鶏肉に火が通ったら、セロリ、かぶを加えて塩適量をふり、さっと炒める。

炒める

3ゆでる

鍋に牛乳を入れて中火にかけ、沸騰したらペンネ、塩少々を入れて弱火にする。時々かき混ぜながらゆでる。

ゆでる

4チーズを加える

さらに、生クリーム、ちぎったブルーチーズを入れて溶かし、②を加えて混ぜ、塩、胡椒で味をととのえる。

チーズを加える

5耐熱皿にのせる

耐熱皿に④を入れ、パン粉を全体に散らす。残りのバターをちぎってのせる

耐熱皿にのせる

6焼く

220℃のオーブンで10~12分、またはオーブントースターでこんがりとした焼き色がつくまで焼く。

完成

教える人

平野由希子 料理家

平野由希子 料理家

フレンチをベースに、ワインなどのペアリングとともに多岐にわたるレシピを提案。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。『ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖』(KADOKAWA)など著書多数。

文:瀬川 慧 写真:公文美和

この記事は技あり!dancyu「グラタン」に掲載したものです。

技あり!dancyuグラタン
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焦げ目を楽しむ78皿。

A4変型判(112頁)
ISBN:9784833480840
2021年12月21日発売/880円(税込)
瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。