酒粕が加わることで、栄養満点のドリンクになります。寒い日の栄養補給にぜひ。日本酒の製造過程でできる酒粕には、米や酵母由来の栄養分が豊富に残っています。甘酒や粕汁などはおなじみですが、日々の生活に役立つ新メニューを料理研究家の植松良枝さんに教えてもらいました。
湯気とともに酒粕の香りがふわっと漂います。真冬に飲みたいホットチャイです。
酒粕 | 大さじ2と1/2(30g) |
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紅茶葉 | 6g(ブロークンタイプ) |
水 | 300ml |
牛乳 | 300ml |
きび砂糖 | 大さじ5 |
深さのある鍋に茶葉と水を入れて中火にかけ、煮立ってきたら弱火にし、蓋をして2分ほど煮る。
牛乳を加え、温まってきたらきび砂糖と酒粕を加えて溶かし、煮立ってきたら火から遠ざけ、再び火にかけてひと煮立ちさせて火を止める(ふきこぼれに注意)。目の細かな茶こしでこしながら注ぎ分ける。
料理研究家。人気の料理教室「日々の飯事」主宰。自ら畑を耕すほどの野菜好き。野菜の旬をいち早く察知し、料理をつくる。みなぎる野菜の力に、つくり手の食いしん坊パワーがプラスされた料理は、食べ手の鼻と舌を魅了する。食を通して季節の移り変わりを提案。また、花や雑貨と料理のコラボレーションの提案や数々のイベント企画など、活動は多岐にわたる。近著に『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)がある。
文:中村裕子 写真:野口健志
この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。