冬を感じる和のお惣菜
豆乳ソースであっさりとした味わいの"油揚げと鶏挽き肉の重ね焼き"

豆乳ソースであっさりとした味わいの"油揚げと鶏挽き肉の重ね焼き"

パイ生地かと思いきや、油揚げでグラタン風にした一品です。食材を生のまま焼き上げるので時短メニューとしても活躍します。中華や洋風、またはエスニックの要素が混じっていても白いご飯と味噌汁に合う「和」のお惣菜を小堀紀代美さんに教えてもらいました。

“油揚げと鶏挽き肉の重ね焼き”のつくり方

チーズがこんがりとろけた焼き上がりはまるでグラタン。ベシャメルでなく豆乳ソースで仕立てるので、あっさり軽い食べ心地です。油揚げで重ね焼きする発想もユニーク。一口ごとにいろいろな食感が飛び出して後を引きます。

材料材料 (2~3人分)

油揚げ2枚
鶏もも挽き肉150g
れんこん50g
チーズ30g(ピザ用)
A
・ 味噌大さじ1
・ みりん大さじ1
・ 醤油小さじ1
・ 砂糖小さじ1
・ 酒小さじ2
B
・ 豆乳50ml
・ すり胡麻大さじ2
・ 醤油小さじ1/2
・ 酢小さじ1/4

1挽き肉を混ぜる

ボウルに鶏挽き肉とAを入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。

2材料をカットする

れんこんは皮をむき、1cmの角切りにする。油揚げは横半分に切ってから幅1.5cmに切る。

3皿に敷き詰める

耐熱皿に油揚げの半量を敷き詰め、その上に1をのせて平らにならす。れんこんと残りの油揚げを順にのせ、よく混ぜたBをかける。

皿に敷き詰める

4焼く

チーズをのせてオーブントースターで15分ほど香ばしくなるまで焼く。オーブンの場合は220℃に温めて12~15分焼く。

完成

教える人

小堀紀代美 料理研究家

小堀紀代美 料理研究家

レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも「料理勉強家!」。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などへレシピ提供やInstagramなどで情報発信も。著書に『予約のとれない料理教室 ライクライクキッチン「おいしい!」の作り方』『ライクライクキッチンの毎日和食』など。最近、シュナプーのサンデーを家族に迎えました!

文:上島寿子 写真:竹之内祐幸

この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「冬のキッチン」
四季dancyu「冬のキッチン」
A4変型判(120頁)
2020年12月10日発売/1000円(税抜き)