きのこを焼きつけるようにソテーして、カリッと香ばしく仕上げます。和えたてはもちろん、しんなり味がなじむとまた美味しい一品です。中華や洋風、またはエスニックの要素が混じっていても白いご飯と味噌汁に合う「和」のお惣菜を小堀紀代美さんに教えてもらいました。
シャキシャキのキャベツは、ほのかな酸味をまとったさっぱり味。香ばしいきのこを合いの手に、いくらでも食べられそうです。舞茸やしめじなど好みのきのこをいろいろ混ぜて楽しめます。
好みのきのこ | 120~150g(椎茸、マッシュルームなど) |
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キャベツ | 1/4個(150g) |
A | |
・ 塩 | 小さじ1/4 |
・ 砂糖 | 小さじ1/4 |
・ 米酢 | 小さじ2 |
・ キャラウェイシード | 小さじ1/2 |
・ オリーブオイル | 小さじ2(太白胡麻油や米油でも可) |
オリーブオイル | 大さじ1/2(太白胡麻油や米油でも可) |
バター | 5g |
醤油 | 小さじ1 |
黒胡椒 | 少々 |
パセリ | 大さじ3(みじん切り) |
椎茸とマッシュルームは、それぞれ石突きを落とし、幅1.5cmに切る。
キャベツは洗ってから冷水につけてシャキッとさせる。水気をしっかりきった後、ざく切りにする。
キャベツをボウルに入れ、Aを加えてよく混ぜる。
フライパンにオリーブオイルとバターを入れて強火にかけ、バターが溶けたら1を重ならないように広げて入れる。そのまま触らずに焼きつけ、カリッと焼き色がついたら裏返す。両面を焼いたらさっと炒め合わせて、醤油を加えて混ぜる。
熱いうちに3に加え、黒胡椒、パセリとともに混ぜる。
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも「料理勉強家!」。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などへレシピ提供やInstagramなどで情報発信も。著書に『予約のとれない料理教室 ライクライクキッチン「おいしい!」の作り方』『ライクライクキッチンの毎日和食』など。最近、シュナプーのサンデーを家族に迎えました!
文:上島寿子 写真:竹之内祐幸
この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。