秋の定番おかず&副菜レシピ
とろんとコク深い"豆腐ソテーたらことろろがけ"

とろんとコク深い"豆腐ソテーたらことろろがけ"

香ばしい焼き豆腐にとろろとたらこの旨味が絶妙にマッチします。料理名を聞けば、すぐに味を思い浮かべられる安心、安定のおいしさをもった、定番おかず&副菜を大庭英子先生に教えてもらいました。

“豆腐ソテーたらことろろがけ”のつくり方

とろろの新しい提案。たらこを混ぜるとほんのりピンクに染まり、コクが増して美味。香ばしく焼いた豆腐にとろんとからませて召し上がれ。

材料材料 (2人分)

豆腐(木綿)1丁(300g)
★ たらことろろ
・ 長いも200g
・ たらこ小1/2腹
・ 塩少々
サラダ油大さじ1

1豆腐をカットする

豆腐はまな板に置いて軽く水気をきり、4等分に切ってから厚さを半分に切る。

2たらこの下ごしらえ

たらこは薄皮に切り込みを入れ、包丁で中身をしごき出す。

3たらことろろをつくる

長いもは皮をむいてすりおろし、ボウルに入れてたらこを加え、よく混ぜて塩を加え、さらに混ぜる。

4豆腐を焼く

豆腐の水気を拭く。フライパンにサラダ油を熱して豆腐を入れ、中火で両面を色よく焼く。器に盛ってたらことろろをかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 秋のキッチン
四季dancyu 秋のキッチン
家で料理をするのが、楽しみになる本

A4変型判(120頁)
ISBN:9784833479097
2020年09月11日発売/1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。