秋の定番おかず&副菜レシピ
小麦の甘味とほのかな酸味がクセになる"クスクスサラダ"

小麦の甘味とほのかな酸味がクセになる"クスクスサラダ"

クスクスはドレッシングとの相性が良く、サラダにうってつけの食材です。満足感もアップするので、ちょっとボリュームを加えたいときにうってつけです。料理名を聞けば、すぐに味を思い浮かべられる安心、安定のおいしさをもった、定番おかず&副菜を大庭英子先生に教えてもらいました。

“クスクスサラダ”のつくり方

デュラム小麦が原料のクスクスは、北アフリカやイタリア、フランスでよく食べられています。日本でもポピュラーになりました。
まずは定番のサラダで。

材料材料 (2人分)

クスクス2/3カップ
2/3カップ(クスクス用)
少々(クスクス用)
オリーブオイル小さじ1
フレンチドレッシング大さじ4
きゅうり1本
ブロッコリー80g
少々(ブロッコリー用)
玉ねぎ小1/4個(みじん切り)
パセリ大さじ2(みじん切り)
少々
胡椒少々

1クスクスをゆでる

鍋に水を入れて中火にかけ、沸騰したら塩、オリーブオイルを入れ、クスクスを加えて混ぜる。火を止め、蓋をして10分ほど蒸らす。

クスクスをゆでる

2冷ます

ボウルにクスクスを移し、ドレッシングをふり入れて全体を混ぜ、冷ます。

3野菜の下ごしらえ

きゅうりは5mm角に切る。ブロッコリーは小房に切り分け、塩を加えた熱湯でゆでて冷水にとり、冷めたら水気をよくきって1cm角ぐらいに切る。玉ねぎは布巾に包み、水の中で洗うようにしてさらし、水気を絞る。

4仕上げ

②のボウルにきゅうり、ブロッコリー、玉ねぎ、パセリを入れて混ぜ、塩、胡椒で調味する。

仕上げ
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 秋のキッチン
四季dancyu 秋のキッチン
家で料理をするのが、楽しみになる本

A4変型判(120頁)
ISBN:9784833479097
2020年09月11日発売/1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。