程よい甘味のボリュームのある秋の副菜です。魚料理に添えるとよいアクセントになります。旬の食材を使った、白いご飯に合う和のお惣菜を料理研究家である小堀紀代美さんに教えてもらいました。
甘すぎない、かといって酸っぱいわけではないちょうどいい甘さのケチャップあんは、子供も大人も大好きな味。さっと一品のときは、なすだけでもおいしくつくれます。
なす | 3個 |
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豚バラ肉 | 150g(薄切り) |
★ あん | |
・ ケチャップ | 大さじ2(40g) |
・ 米酢 | 大さじ2 |
・ きび砂糖 | 大さじ1と1/3 |
・ 醤油 | 大さじ2/3 |
・ 胡麻油 | 大さじ2/3 |
・ 片栗粉 | 小さじ1/2 |
・ 水 | 大さじ2 |
油 | 適量 |
塩 | ひとつまみ |
胡椒 | ひとつまみ |
なすはへたを落とし、乱切りにする。
豚肉は幅1.5cmに切る。
フライパンに油を多めに入れて中火にかけ、①を揚げ焼きにする。火が通ったらザルなどで油をきっておく。
フライパンに②を入れて、豚の脂が出てきて少しカリッとするまで焼いたら、塩、胡椒をふり、取り出す。
フライパンの油をあけ、そのままあんの材料をすべて入れて中火で加熱する。
とろりといい具合になってきたら③と④をフライパンに戻し、全体をなじませたら火を止めて、器に盛る。
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理人を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも「料理勉強家!」。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などへのレシピ提供、またYouTube、Instagramなどでも積極的に情報を発信。近書に『ライクライクキッチンの毎日和食』など。
文:椙下晴子 写真:竹之内祐幸
この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。