秋を感じる和のお惣菜
程よい甘味の万能副菜"なすのケチャップあん"

程よい甘味の万能副菜"なすのケチャップあん"

程よい甘味のボリュームのある秋の副菜です。魚料理に添えるとよいアクセントになります。旬の食材を使った、白いご飯に合う和のお惣菜を料理研究家である小堀紀代美さんに教えてもらいました。

“なすのケチャップあん”のつくり方

甘すぎない、かといって酸っぱいわけではないちょうどいい甘さのケチャップあんは、子供も大人も大好きな味。さっと一品のときは、なすだけでもおいしくつくれます。

材料材料 (3~4人分)

なす3個
豚バラ肉150g(薄切り)
★ あん
・ ケチャップ大さじ2(40g)
・ 米酢大さじ2
・ きび砂糖大さじ1と1/3
・ 醤油大さじ2/3
・ 胡麻油大さじ2/3
・ 片栗粉小さじ1/2
・ 水大さじ2
適量
ひとつまみ
胡椒ひとつまみ

1なすの下ごしらえ

なすはへたを落とし、乱切りにする。

2豚肉の下ごしらえ

豚肉は幅1.5cmに切る。

3なすを焼く

フライパンに油を多めに入れて中火にかけ、①を揚げ焼きにする。火が通ったらザルなどで油をきっておく。

4豚肉を焼く

フライパンに②を入れて、豚の脂が出てきて少しカリッとするまで焼いたら、塩、胡椒をふり、取り出す。

5あんをつくる

フライパンの油をあけ、そのままあんの材料をすべて入れて中火で加熱する。

6仕上げ

とろりといい具合になってきたら③と④をフライパンに戻し、全体をなじませたら火を止めて、器に盛る。

完成

教える人

小堀紀代美 料理研究家

小堀紀代美 料理研究家

レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理人を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも「料理勉強家!」。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などへのレシピ提供、またYouTube、Instagramなどでも積極的に情報を発信。近書に『ライクライクキッチンの毎日和食』など。

文:椙下晴子 写真:竹之内祐幸

この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 秋のキッチン
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家で料理をするのが、楽しみになる本

A4変型判(120頁)
ISBN:9784833479097
2020年09月11日発売/1,100円(税込)