秋を感じる和のお惣菜
おかずにもつまみにもなる"さつまいもといちじくのソテー"

おかずにもつまみにもなる"さつまいもといちじくのソテー"

バルサミコ酢でつくった大学芋です。さつまいもの甘味にバルサミコ酢の豊潤な旨味と酸味が合わさり、ご飯もお酒も進む味わいとなっています。旬の食材を使った、白いご飯に合う和のお惣菜を料理研究家である小堀紀代美さんに教えてもらいました。

“さつまいもといちじくのソテー”のつくり方

バルサミコ酢をまとった大学芋はちょっと大人の大学芋風の味わい。いちじくは生のままフレッシュ感を楽しみます。これにお酒を合わせるか白いご飯を合わせるか、悩ましいところ。

材料材料 (3~4人分)

さつまいも1本
いちじく3個
オリーブオイル大さじ1
バター20g
バルサミコ酢大さじ3
適量
黒胡椒少々

1さつまいもをカットする

さつまいもは皮ごと長さ5~6cmに切り、さらにそれを6~8等分の棒状に切る。

2いちじくの下ごしらえ

いちじくはへたを落とし、皮ごと6等分に切る。

3焼く

①にオリーブオイルをからめてからフライパンに入れ、塩ひとつまみをふって弱めの中火で時々返しながらじっくり焼く。

4バターを加える

火が通ったらバターを加えて中火にし、表面がカリッと香ばしくなるように全面を焼き、塩小さじ1/4をふる。

5器に盛る

カリッとしたらボウルに入れ、②も入れて2~3回ボウルを振って大きく混ぜてから器に盛る。

6バルサミコ酢を煮詰める

④のフライパンをそのまま洗わずにバルサミコ酢を加え、弱火にかけてとろみがつくまで煮詰める。

7仕上げ

6をさつまいもといちじくに回しかけ、黒胡椒をふる。

完成

教える人

小堀紀代美 料理研究家

小堀紀代美 料理研究家

レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理人を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも「料理勉強家!」。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などへのレシピ提供、またYouTube、Instagramなどでも積極的に情報を発信。近書に『ライクライクキッチンの毎日和食』など。

文:椙下晴子 写真:竹之内祐幸

この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 秋のキッチン
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家で料理をするのが、楽しみになる本

A4変型判(120頁)
ISBN:9784833479097
2020年09月11日発売/1,100円(税込)