東京・浅草にある百種類以上のメニューを誇る食堂「水口食堂」の肉豆腐は、食べると旨味がじわりと広がり、さらに白メシといっしょに食べると悶絶級の美味しさです。『日本一ふつうで美味しい植野食堂by dancyu 公式レシピブック』から、お薦めレシピを大公開!
百種類以上の料理が揃う「水口食堂」は家族での食事から一人呑みまで幅広い客で賑わっています。炒り豚やまぐろぶつなどと並んで人気の肉豆腐は、牛すじ肉を使っていて、丁寧に仕込まないとこの美味しさは出ません。ご主人の水口淳さんは牛すじ肉をゆでてから水で洗い流し、さらに煮込みます。甘辛のタレと相まって、旨味がじわりと広がり、焼き豆腐や長ねぎ、しらたきとも相性抜群。白飯にのせるとたまらない旨さ!七味をふるとさらに酒が進みます。手間をかけるだけの価値はあります!
牛すじ肉 | 400g |
---|---|
焼き豆腐 | 4丁 |
しらたき | 480g |
長ねぎ | 2本 |
★ 【調味料A】 | |
・ 醤油 | 大さじ4 |
・ 中ざら糖 | 大さじ3 |
・ 味醂 | 大さじ2 |
・ 酒 | 大さじ1 |
★ 【調味料B】 | |
・ 醤油 | 120ml |
・ 中ざら糖 | 120g |
・ 水 | 800ml |
鍋に湯を沸かし、牛肉を入れ、アクを取りながら15分ゆでる。
牛肉から出た余分な脂を水で洗い流す。
牛肉を一口大に切る。
鍋に3、[調味料A]、水をひたひたになるくらいまで入れる。
落とし蓋をして、1時間煮る(水が減ったら途中で足す)。
別の鍋にしらたき、[調味料B]を入れる。
焼き豆腐を鍋の端に寄せて入れる。
⑦に⑤と4~5cmに切ったねぎを入れる。
落とし蓋をして、ねぎがしんなりするまで煮る。
器に盛りつけて、完成。
文:植野広生