東京・新橋のサラリーマン御用達の居酒屋「正味亭 尾和」に、めかじきバター焼きを教えてもらいました。BSフジで放送中の植野食堂を本にまとめた『日本一ふつうで美味しい植野食堂by dancyu 公式レシピブックvol.3』から、お薦めレシピを大公開!
45歳で脱サラした尾和正登さんが開いた店は、長野で実家がやっていた食堂の味を再現したり、季節の魚介や野菜を用いた料理で、新橋のサラリーマンが楽しく飲める居酒屋になりました。メカジキのバター焼きは、バターとポン酢のコクと風味が効いた軽やかな旨さ。最近はあまり見かけませんが、メカジキはこうした調理法にとても向いていて、懐かしい味わいがあります。両面にしっかり焼き目をつけたほうが美味しくなります。また、バターは焦げやすいので、焼き目をつけてから日本酒と一緒に加えると風味が出ます。
メカジキ | 1切れ(約200g)(切り身) |
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バター | 40g(食塩不使用) |
日本酒 | 100ml(料理酒) |
ポン酢 | 50ml |
サラダ油 | 小さじ2 |
フライパンを中火で熱し、油をなじませる。
メカジキを入れ、両面にしっかりと焼き色をつける。
バター・日本酒を入れる。
約30秒煮たら上下を返す。
ポン酢を入れ、味見をして味を調える。
弱火にし、途中で上下を返しながら約5分煮詰める。
器に盛りつけ、汁をかけて完成。
文:植野広生