給食で食べたことがあるようなちょっと懐かしい春雨サラダ。夏につるつる食べたいお惣菜です。シンプルに焼いて、さっぱり和えて、豪快に炒めて、と夏野菜の旨味を最大限生かした、植松良枝さん直伝の直球料理をご紹介します。
きゅうりを主役にして夏のおかずとしておすすめです。炒り卵を加えて少しだけボリュームアップ。暑い季節は冷やすとよりおいしくいただけます。
緑豆春雨 | 50g |
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きゅうり | 1本 |
もやし | 100g(約1/2袋) |
にんじん | 1/4本 |
ハム | 3~4枚 |
★ 炒り卵 | |
・ 卵 | 1個 |
・ サラダ油 | 少々 |
★ 和え衣 | (混ぜ合わせる) |
・ 胡麻油 | 大さじ1 |
・ 醤油 | 大さじ2 |
・ 酢 | 大さじ2 |
・ きび砂糖 | 小さじ1 |
春雨は熱湯で4分強ゆで、水にとって粗熱を取る。ザルにあげ、長ければ食べやすい長さに切る。同じ湯でもやしを10秒ほどゆでてザルに広げて粗熱を取る。
卵は割りほぐして、サラダ油を熱したフライパンに流し入れ、箸で混ぜながら火を通し、器に取り出して粗熱を取る。
きゅうりとにんじんは細めのせん切りにする。ハムは半分に切って重ねてせん切りにする。
ボウルに2と3を入れ、春雨ともやしの水気をしっかりとふきんなどで包んで拭き取ってから加え、和え衣を回し入れてよく和える。
料理研究家。人気の料理教室「日々の飯まま事ごと」主宰。自ら畑を耕すほどの野菜好き。野菜の旬をいち早く察知し、料理をつくる。みなぎる野菜の力に、つくり手の食いしん坊パワーがプラスされた料理は、食べ手の鼻と舌を魅了する。食を通して季節の移り変わりを提案。また、花や雑貨と料理のコラボレーションの提案や数々のイベント企画など、活動は多岐にわたる。近著に『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)がある。
構成:中村裕子 写真:野口健志
この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。