夏の野菜料理で元気いっぱい!
食感が良く旨味豊かな"ゴーヤーとじゃこナッツのチャンプルー"

食感が良く旨味豊かな"ゴーヤーとじゃこナッツのチャンプルー"

エスニックな香りをプラスした新感覚のゴーヤーチャンプルーです。じゃこの旨味も加わり、食べやすい味わいです。シンプルに焼いて、さっぱり和えて、豪快に炒めて、と夏野菜の旨味を最大限生かした、植松良枝さん直伝の直球料理をご紹介します。

“ゴーヤーとじゃこナッツのチャンプルー”のつくり方

日本の定番となった沖縄のソウルフードに多彩な技が加わって新しい味に!クミンでエスニックな香り。ちりめんじゃこの旨味がいい仕事をしてくれます。雑穀ご飯や玄米と合わせるのがおすすめ。

材料材料 (2~3人分)

ゴーヤー1/2本(正味約120g)
小ねぎ4~6本
ちりめんじゃこ25g
ミックスナッツ60g
絹厚揚げ1枚
オリーブオイル大さじ2~3
クミンシード小さじ1 1/2
小さじ1/3~1/2
粗挽き黒胡椒適量

1下ごしらえ

ミックスナッツは粗く刻む。ゴーヤーは縦半分に切って種とワタを除き、厚さ2~3mmの半月切りにする。小ねぎは長さ3cmに切る。厚揚げは包丁ですぱっと切らず、コップの縁などを使って一口大にちぎる。

2炒め合わせる

大きめのフライパンにクミンシードとオリーブオイル大さじ1強を弱火で熱し、香りが立ってきたらじゃことナッツを加えて炒め合わせる。

3仕上げ

2のフライパンにオリーブオイル適量を足し、ゴーヤーを中火で炒め、色鮮やかになったら厚揚げ、ねぎを加えて2分ほど炒め合わせ、塩で味つけする。器に盛り、胡椒をふる。

完成

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

料理研究家。人気の料理教室「日々の飯まま事ごと」主宰。自ら畑を耕すほどの野菜好き。野菜の旬をいち早く察知し、料理をつくる。みなぎる野菜の力に、つくり手の食いしん坊パワーがプラスされた料理は、食べ手の鼻と舌を魅了する。食を通して季節の移り変わりを提案。また、花や雑貨と料理のコラボレーションの提案や数々のイベント企画など、活動は多岐にわたる。近著に『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)がある。

構成:中村裕子 写真:野口健志

この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 夏のキッチン
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A4変型 判( 120 頁)
2020年06月11日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。