重信初江さんの定番おかず
トマトの旨味を感じるササッとおかず"豚バーグのフレッシュトマトソース煮"

トマトの旨味を感じるササッとおかず"豚バーグのフレッシュトマトソース煮"

下ごしらえして冷凍した食材を使えば、メインのおかずが時短でつくれます!数ヶ月は冷凍保存可能なので、忙しい日の味方になりますよ。料理好きでも、毎日つくっていれば、レパートリーが尽きてしまうこともあります。特に味付けは同じようにならないようにしたいけど、あまり複雑なのは面倒……。そんなお悩みを料理研究家の重信初江先生が解決!シンプルかつおいしい定番おかずをご紹介します。

“フレッシュトマトソース煮”のつくり方

包丁を出すのも面倒、でも、ちゃんと手づくりしたいという願望をかなえる救世主「下ごしらえ冷凍」を使ったレシピをご紹介します。
下ごしらえ冷凍の「豚バーグの素」と「ざく切りキャベツ」を使ったフレッシュトマトソース煮は、肉にほどよく塩分があるので、塩、胡椒をしてサッと煮るだけで美味!

材料材料 (2人分)

★ 豚バーグの素
・ 豚挽き肉400g
・ 玉ねぎ1/2個
・ 酒大さじ2
・ 片栗粉大さじ2
・ 醤油小さじ2
・ にんにく少々(すりおろし)
・ 塩小さじ1/2
・ 胡椒少々
★ ざく切りキャベツ
・ キャベツ400g(約1/2個)
★ フレッシュトマトソース煮
・ 豚バーグの素1/2袋
・ ざく切りキャベツ1/2袋
・ トマト2個(300g)
・ オリーブオイル大さじ1
・ 塩小さじ1/3
・ 胡椒少々

1豚バーグの素をつくる

玉ねぎをみじん切りにしてボウルに入れ、他の材料もすべて入れてよく練り混ぜる。冷凍用保存バッグに入れて平らにのばし、使いやすい厚み(あまり厚いと使いにくいので7~8mmくらいまで)にし、使いやすい大きさに菜箸などで押してブロック状にし、そのまま凍らせる。(約2ヶ月冷凍可能)

豚バーグの素をつくる

2ざく切りキャベツをつくる

キャベツは葉の部分をざく切りに、芯はそぎ切り。冷凍用保存バッグになるべく重ならないように入れ、凍らせる。

ざく切りキャベツをつくる
あとひとつ何か足したい、お味噌汁の具がない、などにも頼もしく対応!

3煮る

トマトはざく切りにしてオリーブオイルを熱したフライパンでさっと炒め、塩、胡椒を入れて混ぜた後、凍ったままの豚バーグを折りながら入れ、蓋をして弱火で5分煮る。

4仕上げ

豚バーグの上下を返し、上に凍ったままのキャベツを加えて再度蓋をして、さらに5分ほど煮て、全体を混ぜる。

完成

教える人

重信初江 料理研究家

調理師専門学校の助手、料理研究家のアシスタントを経て、独立。おなじみの家庭料理から、旅行先で覚えた海外の味まで手がける実力派で、再現性の高い確かなレシピが人気。雑誌、テレビ、イベントなどで幅広く活躍中。著者に『Tsukemono cook book 漬けものレシピ』『Sushi cook book すしレシピ 』(ともに朝日新聞出版)、『おうちで深夜食堂』(共著/小学館)など多数。

文:椙下晴子 写真:鈴木泰介

※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「夏の台所。」
四季dancyu「夏の台所。」
A4変型 判(120頁)
ISBN:9784833477925
2019年06月13日発売/1,100円(税込)