料理好きでも、毎日つくっていれば、レパートリーが尽きてしまうこともあります。特に味付けは同じようにならないようにしたいけど、あまり複雑なのは面倒……。そんなお悩みを料理研究家の重信初江先生が解決!シンプルかつおいしい定番おかずをご紹介します。
毎日料理をしていると、味つけがマンネリになったり、分量が適当になってしまうことも多々あります。そんなときは基本調味料は二つ、割合は1:1の料理を試してみませんか?心のハードルが少し下がるかもしれません。
豚肉 | 6枚(約220g)(生姜焼き用) |
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玉ねぎ | 1/4個 |
赤パプリカ | 1/2個 |
ズッキーニ | 1/2本 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
小麦粉 | 適量 |
A | |
・ 生姜 | 大さじ1/2(すりおろし) |
・ 醤油 | 大さじ1と1/2 |
・ みりん | 大さじ1と1/2 |
玉ねぎは繊維を断つ方向に厚さ7~8mmに切る。パプリカは乱切り、ズッキーニは幅5mmに切る。Aを混ぜておく。
豚肉は半分に切り、焼く直前に小麦粉を茶こしなどで軽くふっておく。
フライパンにサラダ油を熱して、2を入れる。強めの中火で片面1~2分ずつ焼き、取り出す。
3のフライパンに残った油で1を2分ほど中火で炒め、野菜が少ししんなりしたら、豚肉を戻し入れてAを入れ、全体にツヤが出るまで1分ほどからめる。
器に盛り、せん切りキャベツ(材料外)などを添える。
調理師専門学校の助手、料理研究家のアシスタントを経て、独立。おなじみの家庭料理から、旅行先で覚えた海外の味まで手がける実力派で、再現性の高い確かなレシピが人気。雑誌、テレビ、イベントなどで幅広く活躍中。著者に『Tsukemono cook book 漬けものレシピ』『Sushi cook book すしレシピ 』(ともに朝日新聞出版)、『おうちで深夜食堂』(共著/小学館)など多数。
文:椙下晴子 写真:鈴木泰介
※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。