卵を焼いて具をのっけるだけで、朝ごはんに、ワインのお供に、なんでもこいの立派なおかずができあがります。小さなフライパンは超がつくほど役に立つんです!人気料理研究家の大庭英子さんに、フライパンひとつでできるメインになるおかずを習いました。
シンプルに塩、胡椒で炒めた野菜を、まろやかクリーム味の卵にのっけるだけ。栄養バランスも最高の、温かいサラダ風オムレツです。
★ 卵液 | |
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・ 卵 | 4個 |
・ 生クリーム | 大さじ2 |
・ 塩 | 少々 |
・ 胡椒 | 少々 |
★ 野菜炒め | |
・ キャベツ | 100g |
・ 生椎茸 | 3個 |
・ 赤ピーマン | 1個 |
・ サラダ油 | 大さじ1 |
・ 塩 | 小さじ1/5 |
・ 胡椒 | 少々 |
バター | 大さじ1と1/2 |
キャベツはせん切りにする。生椎茸は軸を切り落として薄切りにする。赤ピーマンは縦半分に切り、へた、種を取り、繊維に直角にせん切りにする。
フライパンにサラダ油を熱して椎茸、ピーマンを入れ、中火で炒め、しんなりしたら、キャベツを加える。さらに炒めてしんなりしたら、塩、胡椒を加えて混ぜ、取り出す。
ボウルに卵を割りほぐし、残りの材料を入れて混ぜる。
2 のフライパンをさっと洗って水気を拭き、バターを溶かす。卵液を流し入れて木ベラで大きくかき混ぜながら強めの中火で焼く。とろりとしたら器に盛り、野菜炒めをのせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は四季dancyu「春の台所。」に掲載したものです。