お酒を最高に美味しくするつまみ
春香るカリッともっちりな"2種類のゼッポリーネ"

春香るカリッともっちりな"2種類のゼッポリーネ"

イタリア・ナポリのおつまみの代表ゼッポリーネ。元々はピザ生地に海藻を入れて揚げるおつまみですが、自宅でも簡単につくれます!そろそろ皆で乾杯!といきたい春の気候ですが、まだまだ慎重な日々が続きますね。そんな時は、家呑みを充実させませんか?過去に4日間連続で「家呑みの会」を開催したことがあるという家呑みの達人・ツレヅレハナコさんに、お酒が最高に美味しく飲める品々を教えてもらいました。

“2種類のゼッポリーネ”のつくり方

生地に桜海老&桜の塩漬けと、ちりめんじゃこ&青海苔をそれぞれ混ぜて揚げる2色のゼッポリーネ。外はカリッと中はふわっ。揚げたての香りが食欲をそそる。生地だけ仕込んでおいて、食べる直前に揚げるのが最高!ドライイーストは、生地に混ぜるだけなので超簡単です。

桜海老と桜の花の塩漬けのゼッポリーネ

材料材料 (2人分)

★ 生地
・ 強力粉80g
・ 薄力粉40g
・ ドライイースト2g
・ 桜海老10g
・ 桜の花の塩漬け20g(塩抜きして刻む)
・ ぬるま湯110ml
揚げ油適量
適量

ちりめんじゃこと青海苔のゼッポリーネ

材料材料 (2人分)

★ 生地
・ 強力粉80g
・ 薄力粉40g
・ ドライイースト2g
・ ちりめんじゃこ15g
・ 青海苔大さじ2
・ ぬるま湯110ml
揚げ油適量
適量

1下準備

ボウルに、ぬるま湯以外の材料(★)をそれぞれ入れる。ドライイーストをめがけてぬるま湯を加え、ゴムベラでよく混ぜる。

下準備

2寝かせる

ラップをかけ、温かい所に20分ほどおいて生地をつくる。

寝かせる

3揚げる

フライパンに深さ3cmほどの量の揚げ油を入れて約180℃に熱する。スプーン2本を油で濡らし、1を小さめの一口大にして油に落とし、上下を返しながら2~3分揚げる。ボウルに移し、塩をふって全体にまぶしつけてから、器に盛る。

完成

教える人

ツレヅレハナコさん 食と酒と旅を愛する編集者

東京都在住。1976年生まれ。寝ても覚めても、おいしい料理とお酒のことばかり考えている編集者。現在は、料理やエッセイの仕事が中心に。著書に『ツレヅレハナコの薬味づくしおつまみ帖』(PHP研究所)、『ツレヅレハナコの食いしん坊な台所』(洋泉社)など。

文:瀬川 慧 写真:神林 環

この記事は四季dancyu「春の定番。」に掲載したものです。

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2018年3月5日発売 /1,100円(税込)
瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。