お酒を最高に美味しくするつまみ
爽やかな薬味が主役の"鯛と薬味&ライム和え"

爽やかな薬味が主役の"鯛と薬味&ライム和え"

そろそろ皆で乾杯!といきたい春の気候ですが、まだまだ慎重な日々が続きますね。そんな時は、家呑みを充実させませんか?過去に4日間連続で「家呑みの会」を開催したことがあるという家呑みの達人・ツレヅレハナコさんに、お酒が最高に美味しく飲める品々を教えてもらいました。

“鯛と薬味&ライム和え”のつくり方

薬味は好みでたっぷりと。薬味づくしのおつまみの本もあるハナコさん流は「1パック全部」「手のひらいっぱい」をバサッと加えること。薬味はお酒がすすむという法則も!紫玉ねぎ、みょうが、万能ねぎ、ディルなどの香味野菜とナッツがたっぷりのった鯛の刺身は、食べる直前に全部混ぜ合わせて。ぎゅっと搾ったライムが爽やか。

材料材料 (4人分)

250g(刺身用サク)
紫玉ねぎ1/4個
生姜1片
みょうが2個
万能ねぎ5本
ディル1/2束
ピーナッツ20g
ライム1個
醤油適量

1下ごしらえ

鯛はそぎ切り、紫玉ねぎと生姜はみじん切り、みょうがと万能ねぎは小口切り、ディルは粗く刻む。ピーナッツはから煎りしてから粗く刻んでおく。

2盛りつける

器に鯛を盛り、薬味をバランスよく並べ、ライムを半割りにして添える。

3和える

食べる直前にライムを手でギュッと搾り、醤油を回しかけて、全体をよく和える。

完成

教える人

ツレヅレハナコさん 食と酒と旅を愛する編集者

東京都在住。1976年生まれ。寝ても覚めても、おいしい料理とお酒のことばかり考えている編集者。現在は、料理やエッセイの仕事が中心に。著書に『ツレヅレハナコの薬味づくしおつまみ帖』(PHP研究所)、『ツレヅレハナコの食いしん坊な台所』(洋泉社)など。

文:瀬川 慧 写真:神林 環

この記事は四季dancyu「春の定番。」に掲載したものです。

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2018年3月5日発売 /1,100円(税込)
瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。