酒を呼ぶアボカドスナック
スパイシーな香りがたまらない"アボカド入りキーマ春巻き"

スパイシーな香りがたまらない"アボカド入りキーマ春巻き"

ザクッと揚がったスパイシーな春巻きはビールにぴったりです!爽やかなハーブや刺激のあるスパイスと出合うことで、マイルドでクリーミーなアボカドの魅力がアップ。インド・スパイス料理研究家の香取薫さんに、本格的なインド料理のテクニックから和のハーブを使った独創的な料理まで、酒を呼ぶ色鮮やかなスナックのつくり方を教わりました。

“アボカド入りキーマ春巻き”のつくり方

クリーミーなアボカドとスパイシーなキーマそぼろが好相性。複雑な香りが心地よく、衣はパリッと軽やかでビールがすすむ!具にしっかりと味がついているのでたれは不要だ。

材料材料 (6本分)

アボカド1個
醤油小さじ1/2
豚挽き肉120g
春巻きの皮6枚
玉ねぎ100g(みじん切り)
にんにく小さじ1/2(みじん切り)
生姜小さじ1/2(みじん切り)
小麦粉適量
適量
サラダ油適量
クミンシード小さじ1/2
A
・ ターメリック小さじ1/2
・ レッドペッパー小さじ1/2
・ コリアンダーパウダー小さじ2/3
・ ガラムマサラ小さじ1/2
・ 塩小さじ1/2

1下ごしらえ

アボカドは半割りにして種を除き、果肉をボウルに入れて粗くつぶし、醤油を混ぜる。

2パウダースパイスの準備

Aを混ぜておく。

3玉ねぎを炒める

フライパンに油小さじ2を中火で熱し、クミンシードをまず数粒入れ、シューッと泡が出てきたら残りを加える。香りが出たら玉ねぎ、にんにく、生姜を加えて5分ほど炒める。

4挽き肉を炒める

挽き肉を加え、ほぐしながら炒める。半分火が通ったら2を加えて1分ほど炒めて、冷ます。

5春巻きで巻く

春巻の皮の手前側に1の1/6量を塗り、4の1/6量をのせて巻き、巻き終わりを水で溶いた小麦粉でとめる。10分ほどおいて皮と具をなじませる。

春巻きで巻く
具と皮の温度差があると揚げ上がりがしんなりしてしまう。巻き終えたら少しおいてなじませることで、パリッと揚がる。

6揚げる

170℃に熱した油でカラッと揚げる。

完成

教える人

香取 薫  インド・スパイス料理研究家

香取 薫  インド・スパイス料理研究家

長年インドへ赴き、現地の主婦たちから家庭料理を習得。日本人に合わせたスパイス使いが得意で、料理教室などで本場の技を伝授。伝承医学・アーユルヴェーダにも精通する。『薫るスパイスレシピ』(山と渓谷社)など著書多数。

文:安井洋子 写真:竹之内祐幸

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。

使えるdancyuアボカド
使えるdancyuアボカド
A4変型 判( 88 頁)
ISBN: 9784833479349
2020年11月16日発売 / 880円(税込)
安井 洋子

安井 洋子

九十九里生まれ。東京に住んでみたけれど、海が恋しくなって葉山に移住。雑誌やウェブに食まわりの記事を執筆する。息抜きは、ナチュラルワイン好きの聖地・鎌倉でのひとり飲み。