アボカドは熟してから食べるものというイメージがありますが、ちょっと固い状態だからこそ味わえる美味しさもあります。東京・新橋の本格ペルー料理「荒井商店」のアボカド料理は、見た目にも美しく新鮮な驚きがあります。店主の荒井隆宏さんに、アボカドを使ったとっておきのペルー料理を習いました。
薄切りにした魚介類を柑橘類でマリネにする料理が「ティラディート」。そのアボカド版アレンジがこの一品だ。アボカドがまだちょっとかたいときに、おすすめの食べ方。レモンをしっかりきかせてキュンと酸っぱくすると、ペルーテイストに。
アボカド | 1個 |
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キヌア | 大さじ4 |
★ 【サルサ】 | |
・ レモン汁 | 1個分 |
・ アヒ・アマリージョ | 小さじ1 |
・ にんにく | 1片 |
・ 生クリーム | 大さじ1 |
・ 塩 | 適量 |
胡椒 | 適量 |
塩 | 適量 |
黒煎り胡麻 | 適量 |
赤玉ねぎ | 適量 |
小ねぎ | 適量 |
フェンネルの花 | 適宜 |
胡椒 | 適量 |
キヌアはかために塩ゆでし、お湯をきって冷ましておく。
アボカドは縦半分に切って種を取り、皮をむく。横に厚さ5mmにスライスする。
ボウルにサルサのレモン汁を搾り入れ、アヒ・アマリージョ、にんにくのすりおろし、生クリーム、塩、胡椒を入れて混ぜる。
皿に2のアボカドをきれいに並べ、塩をふり、1のキヌア、黒胡麻、みじん切りにした赤玉ねぎ、斜め切りにした小ねぎ、あればフェンネルの花を盛りつけ、3をかけて胡椒を挽きかける。
1974年生まれ。「オテル・ドゥ・ミクニ」での修業などを経て、2003年にペルーに渡り、レストランで働きながら1年かけて各地の料理を見て回る。帰国後、2005年に「荒井商店」を開店し、ペルーの家庭料理や郷土料理を提供する。
文:横山せつ子 写真:宮濱祐美子
※この記事は 使えるdancyu「アボカド」に掲載したものです。