「テケーニョ」とはチーズの包み揚げのことで、ペルー人が大好きなスナックです。揚げたチーズとアボカドの相性は危険なほどマッチします!東京・新橋の本格ペルー料理「荒井商店」のアボカド料理は、見た目にも美しく新鮮な驚きがあります。店主の荒井隆宏さんに、アボカドを使ったとっておきのペルー料理を習いました。
チーズの包み揚げとアボカドクリームの組み合わせは、持ち寄りパーティーで男性たちがこぞって持参する人気のつまみ。包んで揚げるだけ&混ぜるだけで、誰でも失敗せずにつくれるのがその理由とか。チーズはお好みでアレンジを。
★ 【テケーニョ】 | |
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スライスチーズ | 3枚(溶けるタイプ) |
餃子の皮 | 20枚 |
水溶き片栗粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
★ 【アボカドクリーム】 | |
アボカド | 1個 |
トマト | 1/2個 |
パクチー | 1本 |
レモン汁 | 大さじ1 |
塩 | 適量 |
黒胡椒 | 適量 |
スライスチーズを3枚重ね、半分に切ってから、幅1cmに切る。
餃子の皮の中心に①を1本置き、皮の縁に水溶き片栗粉をつける。ひと巻きし、左右を折りたたみ、最後まで巻く。
揚げ油を170℃に熱し、2をキツネ色になるまで揚げる。
アボカドを半分に切って種を取り、皮をむいてボウルに入れる。ポテトマッシャーなどでつぶす。
5mm角に切ったトマト、刻んだパクチーを加え、レモン汁を搾り入れ、塩、黒胡椒を入れて混ぜる。
3のテケーニョに5のアボカドクリームを添えて供し、好みでつけながら食べる。
1974年生まれ。「オテル・ドゥ・ミクニ」での修業などを経て、2003年にペルーに渡り、レストランで働きながら1年かけて各地の料理を見て回る。帰国後、2005年に「荒井商店」を開店し、ペルーの家庭料理や郷土料理を提供する。
文:横山せつ子 写真:宮濱祐美子
※この記事は 使えるdancyu「アボカド」に掲載したものです。