和のスパイスの山椒を使って、爽やかでピリリと痺れる大人のつまみに仕上がります!ほっこりしたじゃがいもは、どんなスパイスも受け入れる懐の深いヤツ。スパイス料理に長けた香取薫さんに、身近なスパイスでつくるポテトおつまみを教わった。香り豊かな絶品つまみの数々に、舌も心も酔いしれる!
揚げたじゃがいもにスパイスをしみ込ませたい!という一心で香取さんが考案した一品。中華の技法を応用して、旨味のあるラードを使って、ポテトフライを炒め合わせて仕上げた。刺激的な山椒の風味、にんにくと生姜のパンチがきいて手が止まらないおいしさ。
じゃがいも | 300g |
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粉山椒 | 小さじ2/3 |
揚げ油 | 適量 |
ラード | 大さじ1 |
A | |
・ にんにく | 1片分(絞り汁) |
・ 生姜 | 1片分(絞り汁) |
・ 塩 | 小さじ1/2 |
・ 鶏ガラスープの素 | 小さじ2/3(熱湯大さじ2で溶いておく) |
じゃがいもは皮ごとくし形に切り、 180℃に熱した油でカラッと揚げる。
フライパンにラードを中火で熱し、Aを入れる。煮詰めて水分量が半分程度になったら、揚げたての1を投入し、味をしみ込ませるようからめる。
水気がなくなったら火を止め、粉山椒を混ぜる。
長年インドへ通い、現地の主婦たちから家庭料理を習得。日本人の味覚に合わせたスパイス使いが得意で、料理教室では数多のカレー好きに本場の技を伝授する。『薫るスパイスレシピ』(山と渓谷社)など著書多数。
文:安井洋子 写真:竹之内祐幸
※この記事は使える dancyu「じゃがいも」に掲載したものです。