ロシアの代表的な料理の一つであるポテトサラダ。さまざまな種類の食材を使い、味も食感も多様で楽しい一皿です。「現地に行って、自分の目で見て味わいたい!」好奇心をかき立てられた荻野さんが、ロシアで教わった家庭料理をご紹介します。
ロシア料理といえば真っ先に挙がるのが、欧米でもロシア風サラダとして親しまれている、このポテトサラダ。さいの目切りにしたじゃがいもやにんじんのほかに、鶏むね肉やピクルス、ゆで卵など具だくさんなのが楽しい。
鶏むね肉* | 100g(ゆでてさいの目に切る) |
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じゃがいも | 1個 |
にんじん | 1/4本 |
玉ねぎ | 1/8個分(粗みじん) |
きゅうりのピクルス | 1/2本分(大きめのもの。さいの目に切る) |
ゆで卵 | 適量(みじん切り) |
イタリアンパセリ | 適量(みじん切り) |
マヨネーズ | 大さじ3~4 |
砂糖 | 少々 |
酢 | 少々 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
*鶏むね肉は、1枚に塩、胡椒をして沸かした湯に入れ、蓋をして弱火で5分加熱。火を止めてそのまま余熱で火を入れ、粗熱を取る。そこから100gを取り分けてさいの目に切り、残りはほかの料理に。
じゃがいもは丸ごとゆでて皮をむき、さいの目に切る。にんじんはさいの目に切り、やわらかくゆでる。鶏むね肉をゆでた後の湯でゆでてもよい。
ボウルに1とその他の材料をすべて入れて混ぜ合わせる。
サロン・ド・キュイジーヌ主宰。世界各国の郷土料理を実際に現地で食べ、つくり、体験するのがライフワーク。特にロシア料理、食文化に造詣が深い。テレビ出演や著書も多数。
文:鹿野真砂美 写真:宗田育子
この記事は「四季dancyu 冬の台所」に掲載したものです。