今日、なにつくる?
滋味深く胃腸に優しい"豆腐のすりながし"|大原千鶴さんのすりながしのいろは④

滋味深く胃腸に優しい"豆腐のすりながし"|大原千鶴さんのすりながしのいろは④

豆乳を、だしやスープのように使うと、手間をかけずになめらかなクリームスープが出来上がります。豆そのものの味がする無調整豆乳を使うのがお薦めです。すりながしとは、野菜などをすりおろしてだしと合わせた、しみじみとおいしい汁もの。ことこと煮込むことをしない、素材を生かすシンプルな和の伝統的なスープです。だしや素材を工夫する楽しさと、洋風など無限に広がるおいしさの一端を、京都在住の大原千鶴さんに教わりました。

“豆腐のすりながし”のつくり方

豆腐

豆乳を温めると、すりながしのような豆腐スープになります。ポイントは豆乳を沸騰させないこと。豆腐を加えると、みずみずしさとまろやかな味が重なっておいしい。すくって入れると断面から味がしみて、ふわっと仕上がります。

材料材料 (2人分)

絹ごし豆腐1/2丁(200g)
豆乳1カップ
小さじ1/3
青海苔少々
わさび少々

1豆腐を温める

鍋に豆乳を入れて弱めの中火にかけ、豆腐をスプーンですくいながら加え、弱めの中火にかける。

豆腐を温める

2調味する

沸騰直前に火を止め、塩で味をととのえる。

3盛りつける

器に盛り、青海苔をふり、わさびをのせる。

完成
お代わり必至。お酒を飲んだ翌日にも飲みたい、シンプルなスープ。豆腐をすくいながらゆっくり味わおう。

教える人

大原千鶴 料理研究家

大原千鶴 料理研究家

おおはら・ちづる 京都・花背の料理旅館「美山荘」が生家。NHK「きょうの料理」、NHK BS4K「あてなよる」にレギュラー出演。京都の暮らしで培ったしなやかな感性でつくる家庭料理と酒肴に定評がある。これまで30冊以上の料理本、エッセイを上梓している。

文:西村晶子 写真:福森クニヒロ

この記事は技ありdancyu!「スープ」に掲載したものです。

技あり!dancyuスープ
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A4変型判(112頁)
2020年12月18日発売 / 880円(税込)
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西村 晶子

西村 晶子 (ライター・編集者)

関西在住のライター、時々編集者。京都の和食を中心に、老舗から新店までを分け隔てなく幅広く取材。2006年8月号「明石の老舗に、至福の柔らか煮、タコ飯を習う」で初執筆。2018年5月号より「京都『食堂おがわ』の季節ごはん」の連載を担当。