ケチャップでご飯と具材を炒め、つくっておいたベシャメルソースをかけてオーブンに入れればあっという間にドリアの完成。忙しい冬の日にぴったりの一品です。人気料理研究家のサルボ恭子さんに、ベシャメルソースを使ったおいしいレシピを習いました。
ご飯 | 茶碗4杯分(温かいもの) |
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鶏もも肉 | 1枚(皮なし) |
玉ねぎ | 1/4個 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
ミックスビーンズ | 1パック(50g)(蒸しパウチ) |
塩 | 少々 |
トマトケチャップ | 大さじ2 |
胡椒 | 適量 |
ベシャメルソース | 400g |
バター | 20g(食塩不使用) |
※オーブンは220℃に予熱しておいてから使います。
※オーブンを使用しましたが、オーブントースターでもつくれます。その場合は、中心まで熱くなり、こんがりと焼き色がつくまで焼きます。
鶏肉は1.5cm角に、玉ねぎはみじん切りにする。
フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、鶏肉を入れて炒め、軽く焼き色がついたら玉ねぎ、ミックスビーンズを加えて5分ほど炒め合わせる
ご飯と塩を加えてほぐすように炒め、トマトケチャップを入れて全体に味をなじませ、胡椒をふる。
バターは耐熱ボウルに入れて電子レンジ(600w)で30秒ほど加熱して溶かし、ベシャメルソースに加えて混ぜる。
耐熱容器3~4つにチキンライスを入れ、4のベシャメルソースをかける。220℃のオーブンで12~13分、おいしそうな焼き色がつくまで焼く。
老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏、ル・コルドンブルー・パリ、リッツ等の料理学校を経て「オテル・ド・クリオン」調理場へ。当時2つ星のメインダイニングのキッチンとパティスリーに勤務。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て独立。フレンチの手法を取り入れた家庭料理に定評がある。雑誌やテレビなどへのレシピ提供のほか、料理のプロとして生地の開発から参画したオリジナルエプロン「NOTRE TABLIER」のプロデュースなど精力的に活躍。
文:松原京子 写真:木村 拓
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。