ベシャメルソースのおいしい料理
よく冷えた白ワインと合わせたい"長ねぎとクルミのグラタン"

よく冷えた白ワインと合わせたい"長ねぎとクルミのグラタン"

やわらかく煮た冬の長ねぎが美味。ベシャメルソースとブルーチーズで味わいます。人気料理研究家のサルボ恭子さんに、ベシャメルソースを使ったおいしいレシピを習いました。

手づくりベシャメルソースのつくり方

手づくりベシャメルソース
ベシャメルソースのつくり方は各ご家庭のつくり方でもOKですが、ベシャメルソースのおいしい料理①でサルボ恭子さんのつくり方をご紹介していますのでぜひご参照ください。

“長ねぎとクルミのグラタン”のつくり方

アツアツを頬張るのが最高!
キーンと冷えた白ワインがよく合います。

材料材料 (3~4人分)

長ねぎ2本
小さじ1/4(粗塩)
オリーブオイル小さじ1
ベシャメルソース200g
バゲット1.5cm分(5mm角に切る)
クルミ20g(ローストしたもの)
ブルーチーズ25g(ゴルゴンゾーラ、ロックフォールなど)

1煮る

長ねぎは長さ5cmに切って鍋に並べ入れ、水をひたひたに注ぎ入れ、塩とオリーブオイルを加えて中火にかける。沸騰したら火を弱めて蓋をし、やわらかくなるまで10分ほど煮る。粗熱が取れたら煮汁を軽くきり、長ねぎを耐熱容器に並べる。

2ソースをかける

ベシャメルソースに1の煮汁大さじ1を加えて混ぜ、1の長ねぎにかけ、バゲットとクルミを散らし、ブルーチーズを手で小さくちぎって散らす。

3オーブンで焼く

220℃のオーブンで12~13分、おいしそうな焼き色がつくまで焼く。

完成

教える人

サルボ恭子 料理家

老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏、ル・コルドンブルー・パリ、リッツ等の料理学校を経て「オテル・ド・クリオン」調理場へ。当時2つ星のメインダイニングのキッチンとパティスリーに勤務。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て独立。フレンチの手法を取り入れた家庭料理に定評がある。雑誌やテレビなどへのレシピ提供のほか、料理のプロとして生地の開発から参画したオリジナルエプロン「NOTRE TABLIER」のプロデュースなど精力的に活躍。

※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「冬のキッチン」
四季dancyu「冬のキッチン」
A4変型判(120頁)
2020年12月10日発売/1,000円(税抜き)

文:松原京子 写真:木村 拓

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。