dancyu本誌の連載「丸山隆平の美味しいってなんだろう?」は、丸山さんの「“もてメシ”を覚えたい」という願いをかなえるため、小串貴昌シェフのイタリアンで料理修業をすることに。 “鍋ひとつでできるイタリアン”というテーマの第六回目はフライパンひとつでつくる“海老のマルサラソテー”です。
「今回も、材料・手順ともにとってもシンプルな料理です。ソースの煮詰め具合に気をつければ、簡単に手早く美味しい一品ができあがりますよ」と小串シェフ。
海老は火が通り過ぎると固くなるところも注意です。絶妙の火加減で、プロの味を目指しましょう!
海老 | 8尾(車海老や芝海老などの有頭海老) |
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バター | 40g |
マルサラ酒 | 60g |
オリーブオイル | 大さじ1 |
ルッコラ | 適量 |
塩 | 適量 |
海老の角を手で手前に折る(頭ごと食べるので、口に当たらないため)。海老を伸ばして真っ直ぐにして、両面に塩を振る。
フライパンに火をつけてオリーブオイルを入れ、煙が出るまで熱したら、海老をスライドさせるようにして入れる。海老が縮んで曲がらないように、すぐに皿などで15秒ほど上から抑える。片面に火が通ってきたら、ひっくり返す。
2にバターを入れ、バターが溶け切らないうちにマルサラ酒を入れフランベする。
汁が白っぽい茶色から、キャラメル色に変化するまで、煮詰める。海老は縮んで固くなりやすいので、強火で一気に常に揺すりながら煮詰める。
皿にルッコラなどの葉物を敷いて、海老を盛りつける。1/4にカットしたレモン(分量外)を添える。
写真:今津聡子 構成:編集部