根菜の旨味と、しらすの塩味が広がるやさしい味わいのスープです。焼き餅が入っているので、腹持ちもいいですよ!スープにパスタやご飯を入れて、朝、昼、晩いつ食べても大満足の、ボリュームスープに仕上げます。もりもり食べると、汗がにじむくらい体が温まりますよ!
大根、ごぼう、にんじん。根菜のおいしい冬のスープには香ばしく焼いた餅を入れてお雑煮仕立て。卵&しらす干しでタンパク質も補います。
切り餅 | 3個 |
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大根 | 120g |
ごぼう | 3cm |
しめじ | 60g |
にんじん | 30g |
だし汁 | 4カップ |
★ 調味料 | |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 味醂 | 大さじ1 |
・ 醤油 | 大さじ1/2 |
・ 塩 | 大さじ1/2 |
卵 | 1個 |
しらす干し | 大さじ3 |
わけぎ | 少々(小口切り) |
餅は半分に切る。大根は皮をむいて厚さ8mmのいちょう切りにする。ごぼうは皮をこそげて縦の薄切りにする。しめじは根元を切り落として食べやすくほぐす。にんじんはピーラーで帯状にスライスする。
鍋にだし汁、大根、ごぼう、しめじを入れて中火にかける。煮立ってきたら火を弱め、蓋をして弱火で10分ほど煮る。
調味料を加え、にんじんを入れてひと煮する。
餅の両面を香ばしく焼く。
3に割りほぐした卵を流し入れ、卵に火が通ったらしらす干し、焼き餅を加える。ひと煮して器に盛り、わけぎを散らす。
「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は四季dancyu「冬の食卓。」に掲載したものです。