しっかり食べる満足スープ
野菜たっぷり!"ペンネ入りミネストローネ"

野菜たっぷり!"ペンネ入りミネストローネ"

スープの旨味を吸ったペンネが美味!スープにパスタやご飯を入れて、朝、昼、晩いつ食べても大満足の、ボリュームスープに仕上げます。もりもり食べると、汗がにじむくらい体が温まりますよ!

“ペンネ入りミネストローネ”のつくり方

野菜とベーコン、それぞれの具から出た旨味でスープをつくります。イタリアマンマのスープはやさしい味わいです。

材料材料 (2~3人分)

ペンネ60g
ベーコン80g
玉ねぎ1/2個
セロリ1本
エリンギ2本
にんじん1/2本
キャベツ100g
オリーブオイル大さじ2
4~5カップ
小さじ1
胡椒少々
パセリ大さじ2(みじん切り)
パルミジャーノチーズ大さじ3~4(すりおろし)

1下ごしらえ

ベーコンは幅1.5cmに切る。玉ねぎは1cm四方に切る。セロリは筋を取り、1cm四方に切る。エリンギは根元を少し切り落として縦4等分に切り、幅1cmに切る。にんじんは皮をむいて1cm角の棒状に切り、厚さ5mmに切る。キャベツは3cm四方に切る。

2炒める

鍋にオリーブオイルを熱して玉ねぎを入れて炒め、しんなりしたらベーコンを加えて炒める。セロリ、エリンギ、にんじんを加えて炒め、全体に油が回ったら水を加える。

3煮込む

煮立ってきたらペンネを加え、再び煮立ってきたら火を弱め、塩、胡椒を加え、蓋をして12~15分煮る。

完成
パスタは下ゆでせずに、そのままスープに加えてOK。スパゲッティでつくる場合は長さ3cmくらいに折りながら加えてください。

4仕上げる

キャベツ、パセリを加えて2~3分煮て器に盛り、チーズをふる。

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「冬の食卓。」に掲載したものです。

四季dancyu「冬の食卓。」
四季dancyu「冬の食卓。」
A4変型 判( 116 頁)
ISBN: 9784833477512
2018年12月05日発売 / 1,080円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。