体が目覚めるやさしいスープ
香り豊かな"きのこのクリームスープ"

香り豊かな"きのこのクリームスープ"

毎日のおめざにスープはいかがでしょうか?まだ眠っている胃をやさしく目覚めさせ、体を中から温めてくれるスープは、朝食に最適です。野菜やきのこをメインにして、肉や豆腐、牛乳やチーズなど旨味とタンパク質を加えてバランスよく、美味しい朝をむかえましょう!

“きのこのクリームスープ”のつくり方

香りよく炒めたきのこに薄力粉をまぶして、ほんのりとろみをつけます。温かさ倍増。

材料材料 (2人分)

マッシュルーム100g
生椎茸6個
玉ねぎ小1/2個分(みじん切り)
バター大さじ2
薄力粉大さじ1
2/3カップ
小さじ1/2
胡椒少々
牛乳1カップ
パセリ大さじ2(みじん切り)

1下ごしらえ

マッシュルームは石突きを取り縦4等分に切る。生椎茸は石突きを取って縦半分に切り、幅1cmに切る。

2炒める

鍋にバターを溶かして玉ねぎを入れて弱めの中火でしんなりするまで炒め、マッシュルーム、生椎茸を加えて炒める。全体がしんなりしたら弱火にして薄力粉をふり入れ、焦がさないように混ぜながら炒める。

3煮る

水を加えて混ぜ、煮立ってきたら塩、胡椒で調味し、蓋をして弱火で8~10分煮る。中火にして牛乳を加えて煮立ってとろみがついたら、パセリを加えてひと煮する。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくる料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「冬の食卓。」に掲載したものです。

四季dancyu「冬の食卓。」
四季dancyu「冬の食卓。」
A4変型 判( 116 頁)
ISBN: 9784833477512
2018年12月05日発売 / 1,080円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。