体が目覚めるやさしいスープ
野菜の甘味とチーズの旨味が効いた"じゃがいもとキャベツのスープ"

野菜の甘味とチーズの旨味が効いた"じゃがいもとキャベツのスープ"

じゃがいもはホクホク、キャベツはシャキシャキで食感も楽しい一品です。毎日のおめざにスープはいかがでしょうか?まだ眠っている胃をやさしく目覚めさせ、体を中から温めてくれるスープは、朝食に最適です。野菜やきのこをメインにして、肉や豆腐、牛乳やチーズなど旨味とタンパク質を加えてバランスよく、美味しい朝をむかえましょう!

“じゃがいもとキャベツのスープ”のつくり方

じゃがいもゴロゴロ、畑のスープ。旨味たっぷりのパルミジャーノをかけるとよりマイルドになります。

材料材料 (2人分)

じゃがいも大2個
キャベツ150g
玉ねぎ1/2個
オリーブオイル大さじ2
3カップ
小さじ1/2
胡椒少々
パルミジャーノチーズ大さじ3(すりおろし)
粗挽き黒胡椒少々

1下ごしらえ

じゃがいもは皮をむいて一口大に切って水に10分ほどさらして水気をきる。玉ねぎは1.5cm四方に切る。キャベツは2.5cm四方に切る。

2炒める

鍋にオリーブオイルを熱して玉ねぎを入れてしんなりするまで炒め、じゃがいもを加えて炒める。

3煮込む

全体に油が回ったら水を加え、煮立ってきたら塩、胡椒で調味し、蓋をして弱火で10分ほど煮る。

4仕上げる

キャベツを加えて蓋をしてさらに4~5分煮る。キャベツがしんなりしたら器に盛り、チーズ、粗挽き黒胡椒をふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくる料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「冬の食卓。」に掲載したものです。

四季dancyu「冬の食卓。」
四季dancyu「冬の食卓。」
A4変型 判( 116 頁)
ISBN: 9784833477512
2018年12月05日発売 / 1,080円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。