いよいよ「您好(ニーハオ)」の餃子づくりが始まります。まず店主の野坂由郎さんに習うのは、水餃子、焼餃子、揚餃子、すべて共通の皮と餡のつくり方です。生地をねかせる工程があるので、生地づくりは前日までに済ませましょう。マッキーさん、上手にできるかな?
皮 | |
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・ 強力粉 | 300g |
・ 薄力粉 | 15g(強力粉の5%) |
・ 水 | 135ml(強力粉の45%) |
・ 塩 | 小さじ2 |
・ 片栗粉 | 適量(打ち粉) |
餡 | |
・ 豚肩ロース肉 | 250g(塊) |
・ 豚背脂 | 25g |
・ 白菜 | 250g |
・ キャベツ | 250g |
・ にら | 5本 |
・ ねぎ | 1/2本 |
・ 生姜 | 20g |
調味料 | |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ 胡麻油 | 大さじ1/2 |
・ 胡椒 | 少々 |
強力粉と薄力粉と塩を一緒にして、ふるいにかける。
ボウルに入れ、分量の水を少しずつ加えながら混ぜる。生地がまとまるようになってきたら、両手で体重をかけるようにこねる。
粉がぽろぽろせずに一つにまとまってきたら、ラップに包んで24時間ねかせる。
生地を取り出し、少し練ってから4等分にする。それを1つずつ、細長くのばして渦状に巻く。すぐに包まない生地は、乾かないようラップに包んでおく。この状態で冷凍保存も可能だ。
渦状の生地1つを等分に切るかちぎる。片栗粉を少しふっておく。切り口を上に向け、手のひらで押しつぶす。
ここからめん棒で直径5~6cm大に丸くのばす。のばすときは外側に力を入れてめん棒を押し出し、再びめん棒を生地の中心に戻して角度を変えて4回力を加える。
皮の完成。ここに餡をのせて包む。
肉の脂の多い部分は取り除き、小豆ほどの大きさに粗みじんにする。
白菜、キャベツを粗みじんにしたら、ぎゅっと水分を絞る。にら、ねぎも粗みじんに。
豚の背脂をみじん切りにし、鍋に入れ弱火で溶かし大きめのボウルに入れ、調味料、皮ごとすりおろした生姜を入れ、かき混ぜる。
⑩の中に、⑧を入れて手でこねる。全体をなじませる。
⑪に野菜をすべて入れる。よくかき混ぜたら、1時間くらいねかせる。
文:マッキー牧元 写真:石井雄司
※この記事はプレジデントムック技あり!dancyu「ギョーザ」に掲載したものです。