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香ばしく甘じょっぱい"鮭の炒め物"|ウー・ウェンさんの北京の家庭料理⑫

香ばしく甘じょっぱい"鮭の炒め物"|ウー・ウェンさんの北京の家庭料理⑫

ウー・ウェンさん曰く、実は炒め物は時間と手間がかかる調理法とのこと。だからこそ時間に余裕があるときにつくってみて欲しい炒め物レシピをご紹介します。

ウー・ウェンさんの炒め物のススメ

炒め物は、忙しいときに便利だと思っている人がいるけれど、時間がないときほど、炒め物はやらないほうがいいの。材料を切ったり、調味料を準備したりの下ごしらえを事前にすべて終わらせないといけないし、フライパンに入れたらずっと張りついて見ていないといけないでしょう。ほかのことができなくなります。
でも、少し時間に余裕があるなら、ここで紹介している炒め物をつくってみてください。火が通りやすい厚さに切ったり、きのこなら加熱してもフニャフニャにならない種類を選ぶことも大事。強火はだめよ。じっくり、ゆっくり、水分をとばすように炒めるほうがベチャッとせずにおいしく出来上がります。

鮭の炒め物のつくり方

材料材料 (3~4人分)

生鮭3切れ
玉ねぎ小1個
A
・ 胡椒少々
・ 酒大さじ1
・ 片栗粉小さじ1
胡麻油大さじ1と1/2(非焙煎タイプ)
オイスターソース大さじ1
粗塩ふたつまみ

1下味をつける

生鮭は1切れを3等分に切り、Aをからめて下味をつける。

2玉ねぎをカットする

玉ねぎは幅2~3mmの薄い輪切りにする。

3鮭を炒める

フライパンに油をひき1を皮目から入れて火にかける。鮭の下半分が白くなるくらいに焼いたら裏返す。

鮭を炒める

4玉ねぎを加える

玉ねぎを蓋をするように全体にのせる。

玉ねぎを加える

5ソースを加える

動かさずにしばらく焼き、玉ねぎが蒸れて蒸気が上がってきたらオイスターソースと粗塩を入れる。

ソースを加える

6からめる

フライパンを回すようにして手早くからめる。

からめる

7完成

オイスターソースのコクと旨味がからんだ鮭と玉ねぎが美味。手早く仕上げるには、玉ねぎを薄く切るのがポイント。オイスターソースを入れたら、鮭がくずれないようフライパンを揺すって全体を合わせます。

完成

教える人

ウー・ウェン

ウー・ウェン

北京生まれ。1990年に来日。料理研究家としてクッキングサロンを主宰しながら、シンプルで体にやさしい中国家庭料理のレシピを雑誌や書籍、テレビなどで幅広く発信している。家庭では二人の子供をもつ母。

文:鹿野真砂美 写真:宗田育子

※この記事の内容はdancyuムック 「四季dancyu秋の台所」に掲載したものです。

四季dancyu「秋の台所。」
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A4変型 判( 120 頁)
2019年09月13日発売 / 1,100円(税込)
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鹿野 真砂美

鹿野 真砂美 (ライター)

1969年東京下町生まれ。酒と食を中心に執筆するフリーライター。かつて「dancyu」本誌の編集部にも6年ほど在籍。現在は雑誌のほか、シェフや料理研究家のレシピ本の編集、執筆に携わる。料理は食べることと同じくらい、つくるのも好き。江戸前の海苔漁師だった祖父と料理上手な祖母、小料理屋を営んでいた両親のもと大きく育てられ、今は肉シェフと呼ばれるオットに肥育されながら、まだまだすくすく成長中。