レサワ最強つまみ列伝
ミントとバジルの香りがレモンサワーを引き立てる"ハーブメンチカツ"

ミントとバジルの香りがレモンサワーを引き立てる"ハーブメンチカツ"

レモンサワーに揚げ物は言わずもがなの組み合わせですが、レモンサワーの柑橘と相性のいいハーブを揚げ物に忍ばせると、香りの共鳴が楽しめる新しいおつまみになります。

香りを楽しむ

外はサクッと、中はふっくらジューシーな熱々メンチカツに、ミントやバジルの爽やかハーブを忍ばせる心憎さで、レサワの柑橘感が増幅。メンチもレサワも、なくなるまできっと止まらない危険なコンビネーションだ。

ハーブ入りメンチカツのつくり方

材料材料 (8個分)

豚挽き肉300g
牛挽き肉100g
玉ねぎ1/4個
キャベツ50g
小さじ1
バジルひとつかみ(好みのハーブでも良い)
ミントひとつかみ(好みのハーブでも良い)
A
・ 溶き卵1個分
・ マヨネーズ大さじ1
・ 昆布茶小さじ1(湯大さじ1で溶く)
B
・ 溶き卵1個分
・ 小麦粉大さじ2
・ 水大さじ2
小麦粉適量
生パン粉適量
揚げ油適量
レモン適量
中濃ソース適量

1材料をみじん切りにする

玉ねぎ、キャベツ、バジル、ミントはみじん切りにする。

2ひき肉を混ぜる

ボウルに挽き肉、1の玉ねぎ、キャベツ、塩を入れ、手で肉が白っぽくなるまでよく混ぜる。

3材料を混ぜ合わせ寝かせる

2にAを加えて全体がなじむまで混ぜ合わせ、1のバジルとミントを加えて混ぜる。ラップをして冷蔵庫で30分ほどねかせる。

材料を混ぜ合わせ寝かせる

4衣をつける

8等分にして平たい円形に成形し、真ん中を少しくぼます。小麦粉をまぶして混ぜ合わせたBにくぐらせ、パン粉をつける。

5揚げる

170℃に熱した揚げ油で片面2分ずつ、計4分ほどじっくりと揚げる。揚げ油の泡が少なくなり、衣がこんがり色づくのが目安。

揚げる

6完成

器に盛り、中濃ソースとレモンを搾りかけて食べる。

完成

教える人

つむぎや

金子健一さん(写真左)、マツーラユタカさんによる2人組フードユニット。現在それぞれ地方に移住。金子さんは長野県松本市で「alps gohan」という店を、マツーラさんは山形県鶴岡市で「manoma」という店を営む。

文:馬田草織 写真:宮濱祐美子

※この記事の内容はdancyu2017年6月号に掲載したものです。

馬田 草織

馬田 草織 (文筆家)

文筆家。おもに食と旅(ポルトガル多め)を書いてます。ほやと納豆とアルコール好き。cakesで「ポルトガル食堂」連載中。著書に『ようこそポルトガル食堂へ』(産業編集センター・幻冬舎文庫)、『ポルトガルのごはんとおつまみ』(大和書房)、最新刊は『ムイト・ボン!ポルトガルを食べる旅』(産業編集センター)。料理とワインを気軽に楽しむ会「ポルトガル食堂」を主宰してます。開催日程などはホームページ(http://badasaori.blogspot.jp)からどうぞ。かつて戦国武将が飲んだ珍蛇酒は、ポートワインかマデイラワインかはたまたシェリーなのか、そのあたりがずっと気になっている。