
レモンサワーに揚げ物は言わずもがなの組み合わせですが、レモンサワーの柑橘と相性のいいハーブを揚げ物に忍ばせると、香りの共鳴が楽しめる新しいおつまみになります。
外はサクッと、中はふっくらジューシーな熱々メンチカツに、ミントやバジルの爽やかハーブを忍ばせる心憎さで、レサワの柑橘感が増幅。メンチもレサワも、なくなるまできっと止まらない危険なコンビネーションだ。
| 豚挽き肉 | 300g |
|---|---|
| 牛挽き肉 | 100g |
| 玉ねぎ | 1/4個 |
| キャベツ | 50g |
| 塩 | 小さじ1 |
| バジル | ひとつかみ(好みのハーブでも良い) |
| ミント | ひとつかみ(好みのハーブでも良い) |
| A | |
| ・ 溶き卵 | 1個分 |
| ・ マヨネーズ | 大さじ1 |
| ・ 昆布茶 | 小さじ1(湯大さじ1で溶く) |
| B | |
| ・ 溶き卵 | 1個分 |
| ・ 小麦粉 | 大さじ2 |
| ・ 水 | 大さじ2 |
| 小麦粉 | 適量 |
| 生パン粉 | 適量 |
| 揚げ油 | 適量 |
| レモン | 適量 |
| 中濃ソース | 適量 |
玉ねぎ、キャベツ、バジル、ミントはみじん切りにする。
ボウルに挽き肉、1の玉ねぎ、キャベツ、塩を入れ、手で肉が白っぽくなるまでよく混ぜる。
2にAを加えて全体がなじむまで混ぜ合わせ、1のバジルとミントを加えて混ぜる。ラップをして冷蔵庫で30分ほどねかせる。

8等分にして平たい円形に成形し、真ん中を少しくぼます。小麦粉をまぶして混ぜ合わせたBにくぐらせ、パン粉をつける。
170℃に熱した揚げ油で片面2分ずつ、計4分ほどじっくりと揚げる。揚げ油の泡が少なくなり、衣がこんがり色づくのが目安。

器に盛り、中濃ソースとレモンを搾りかけて食べる。


金子健一さん(写真左)、マツーラユタカさんによる2人組フードユニット。現在それぞれ地方に移住。金子さんは長野県松本市で「alps gohan」という店を、マツーラさんは山形県鶴岡市で「manoma」という店を営む。
文:馬田草織 写真:宮濱祐美子
※この記事の内容はdancyu2017年6月号に掲載したものです。