レサワ最強つまみ列伝
豆腐でつくる新感覚バーニャカウダ

豆腐でつくる新感覚バーニャカウダ

美味しいとついつい食べ過ぎ、飲みすぎてしまいがちですよね。でも豆腐バーニャカウダはにんにくたっぷりのガツン系の味にして、豆腐入りで腹持ちは軽やか。罪悪感なくたっぷり召し上がれます。

ガツン系なのにヘルシーな一品

余計な脂肪分が気になるお年頃には、ヘルシーなレサワと合わせて食べて飲んで罪悪感がない、新感覚のバーニャカウダがお薦め!
レサワのすっきり感に対して味のパンチが欲しいところを、にんにくの旨味たっぷりな、豆腐を使ったディップでビシッと決めてくれる(飲む人の健康にまで配慮する、大和男子の優しさよー、涙)。

豆腐のバーニャカウダのつくり方

材料材料 (つくりやすい分量)

木綿豆腐150g
玉ねぎ1/2個
にんにく3片
ミックスナッツ50g(無塩)
好みの野菜スティック適量(今回はにんじん、セロリ、黄パプリカ)
オリーブオイル大さじ4
豆乳80ml
小さじ1
粗挽き黒胡椒小さじ1/3

1材料をみじん切りにする

木綿豆腐はザルに上げて15分ほど水きりする。玉ねぎ、にんにく、ミックスナッツは粗みじんに切る。

2炒める

フライパンにオリーブオイル大さじ3と1の玉ねぎ、塩小さじ1/2を入れて中火で5分ほど炒める。全体がくったりして透き通るまで炒める。茶色くなると余計な甘味が加わるので注意。にんにくを加えてさらに3分ほど弱火で炒める。

炒める

3豆腐を加える

ザルなどで裏漉しをした木綿豆腐、豆乳、塩小さじ1/2、黒胡椒、オリーブオイル大さじ1を加える。汁気が少なくなるまで2分ほど炒め、ミックスナッツを加えて混ぜる。

豆腐を加える

4完成

器に盛り、野菜スティックにつけて食べる。

完成

教える人

つむぎや

金子健一さん(写真左)、マツーラユタカさんによる2人組フードユニット。現在それぞれ地方に移住。金子さんは長野県松本市で「alps gohan」という店を、マツーラさんは山形県鶴岡市で「manoma」という店を営む。

文:馬田草織 写真:宮濱祐美子

※この記事の内容はdancyu2017年6月号に掲載したものです。

馬田 草織

馬田 草織 (文筆家)

文筆家。おもに食と旅(ポルトガル多め)を書いてます。ほやと納豆とアルコール好き。cakesで「ポルトガル食堂」連載中。著書に『ようこそポルトガル食堂へ』(産業編集センター・幻冬舎文庫)、『ポルトガルのごはんとおつまみ』(大和書房)、最新刊は『ムイト・ボン!ポルトガルを食べる旅』(産業編集センター)。料理とワインを気軽に楽しむ会「ポルトガル食堂」を主宰してます。開催日程などはホームページ(http://badasaori.blogspot.jp)からどうぞ。かつて戦国武将が飲んだ珍蛇酒は、ポートワインかマデイラワインかはたまたシェリーなのか、そのあたりがずっと気になっている。