フォアグラか?貝柱か?一見何だかわからないこの形状が、えのき茸の軸とわかったときの驚きと面白さ。アンチョビバターの濃厚なコクと旨味に、レサワカモンと思わず叫ぶ!
えのき茸の軸 | 2株分 |
---|---|
★ アンチョビバター | |
・ アンチョビ | 1尾 |
・ バター | 20g |
・ 粗挽き黒胡椒 | 少々 |
・ 塩 | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
パセリ | 少々(みじん切り) |
えのき茸は石突きをカットして、軸の部分を厚さ1cmに切る。
室温に戻したバターに、刻んだアンチョビと黒胡椒を混ぜ合わせ、塩をふって味を調え、アンチョビバターをつくる。バターを冷蔵庫から出してすぐつくる場合は、電子レンジで10秒程度加熱するとよい。
フライパンにオリーブオイルを熱して1を入れ、弱火で片面3分ずつ、茶色く焼き色がつくまでじっくり焼く。
アンチョビバターを上に塗り、パセリを散らす。
金子健一さん(写真左)、マツーラユタカさんによる2人組フードユニット。現在それぞれ地方に移住。金子さんは長野県松本市で「alps gohan」という店を、マツーラさんは山形県鶴岡市で「manoma」という店を営む。
文:馬田草織 写真:宮濱祐美子
※この記事の内容はdancyu2017年6月号に掲載したものです。