dancyu本誌の連載「丸山隆平の美味しいってなんだろう?」は、丸山さんの「もてメシを覚えたい」という願いをかなえるため、小串貴昌シェフのイタリアンで料理修業をすることに。 "鍋ひとつでできるイタリアン"というテーマで始まった修業の第二回目(本誌9月号)は“しらすと青唐辛子のフリッタータ”です。
フリッタータとはイタリア式オムレツのことです。一般的には野菜やチーズ、パスタなど具がたっぷり入ることが多いのですが、「三浦の新鮮なしらすを使ったオリジナルです」と小串シェフ。しらすの旨味と塩味によって深い味わいになり、青唐辛子の辛味が心地よい刺激になります。また、レモンを絞るとさらに爽快な風味が加わり、暑い時季に冷えた白ワインを合わせると幸せ!
つくり方は簡単ですが、丸山さんがちょっと失敗したように、慎重になり過ぎて火を入れ過ぎるとちょっとパサつく感じになってしまいます。溶き卵をフライパンに入れたら箸でかき混ぜて全体に火が入るようにしてから両面を焼き固め、中が半熟状態で仕上げることを目指しましょう!
卵 | 4個 |
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しらす | 50g |
青唐辛子 | 1本 |
レモン | 1/4個 |
塩 | ひとつまみ |
ニンニクオイル | 適量 |
オリーブオイル | 適量 |
黒胡椒 | 適量 |
ボウルに全卵を入れよくかき混ぜる。
青唐辛子を細かく刻んでおく。
1のボウルに、しらす、塩、ニンニクオイルを入れて混ぜ合わせる。
フライパンを火にかけ、オリーブオイルをひき、青唐辛子を炒める。
3をフライパンに流し入れる。
卵の縁が固まってきたら箸で混ぜ合わせ、全体に火が入るようにする。
全体が落ち着いて、底に軽く色がついたら裏返す。
両面に軽く焦げ色がついたら出来上がり。皿に盛って、黒胡椒をふってレモンを添えて出来上がり。
写真:今津聡子 構成:編集部