今日、なにつくる?
ぷるんと柔らか仕上がりの"杏仁豆腐"|瑞々しき台湾デザート②

ぷるんと柔らか仕上がりの"杏仁豆腐"|瑞々しき台湾デザート②

美容・健康によいとされる杏仁は、ドリンクやデザートにして台湾の人が好んで食するものの一つ。今回は、たっぷりのフルーツシロップを添えました。

季節の果物をたっぷりと

杏仁豆腐は、日本でもおなじみの中華デザート。材料の杏仁(杏の種)は漢方薬の一つで、台湾では健康や美容にいいと人気の食材だ。
「汁状の杏仁はジューススタンドの定番で、冷たいものも温かいものもあります。今回は、日本人にもなじみのある、やわらかなゼリー状にまとめました。たっぷりのフルーツや桂花醤シロップをのせて、台湾らしさを添えています」
かなり柔らかい仕上がりなので、フルーツ入りシロップはそっとのせよう。台湾っぽい風味になるスイカのほか、桃やさくらんぼもお薦め。

杏仁豆腐のつくり方

杏仁霜とは杏の種の粉。製菓用には糖分やコ ーンスターチが加えられているの で、メーカーによって多少食感が異なる。製菓食材店で購入できる。

材料材料 (4人分)

杏仁霜20g
牛乳400ml
グラニュー糖20g
粉ゼラチン5g(水大さじ2でふやかす)
★ シロップ
・ 水100ml
・ グラニュー糖 20g
・ アマレット大さじ1(杏の酒)
桃、スイカなどの季節のフルーツ200~250g

1下準備

シロップをつくる。水にグラニュー糖を加えて火にかけ、ひと煮立ちさせる。かき混ぜると濁るので、沸騰するまで触らない。グラニュー糖が溶けたら火を止め、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れてよく冷やしておく。

下準備

2杏仁霜を溶かす

杏仁霜に牛乳を少し加えて、しっかり混ぜ溶かす。

杏仁霜を溶かす

3グラニュー糖を加える

残りの牛乳の4分の1を鍋に入れ、グラニュー糖と2を加える。

グラニュー糖を加える

4中火にかける

中火にかけてよく混ぜる。

中火にかける

5ゼラチンを加える

砂糖が溶けたら火を止め、湯煎で溶かしたゼラチンを加える。

ゼラチンを加える

6漉す

よく混ぜながら残りの牛乳を加えた後、漉す。

漉す

7冷やす

6を器に入れ、冷蔵庫で4時間以上冷やす。

冷やす

8仕上げ

冷たいシロップにアマレットを加え、フルーツをマリネする。杏仁豆腐の上にのせて完成。杏仁豆腐はかなり柔らかい仕上がりなので、フルーツ入りシロップはそっとのせよう。台湾っぽい風味になるスイカのほか、桃やさくらんぼもお薦め。

仕上げ

好吃アレンジ!

水とグラニュー糖だけのシロップに「桂花醤(ケイカジャン)」というキンモクセイのエキスを加えると、華やかな香りの台湾風に。よく香りが立つように、温かいシロップに桂花醤を混ぜ合わせるのがポイント。餅菓子などの台湾デザートにもよく使われています。

教える人

内田 真美 料理研究家

内田 真美 料理研究家

雑誌、書籍、広告などで幅広く活躍中。台湾の食や人に魅せられ、イベントや著作を通して台湾の魅力を発信している。著書に『うちで食べる台湾式ごはん』(マイナビ)、『りんごのかんたんおうち菓子』(主婦と生活社)など。

文:本城さつき 写真:工藤睦子

※この記事の内容はdancyu2013年9月号に掲載したものです。