お酢レシピ
まろやかな黄身酢をつかった箸休め2品

まろやかな黄身酢をつかった箸休め2品

黄身酢のつくり方をご存知ですか?家にある食材だけでできる黄身酢づくりをマスターすれば、もう一品食卓に彩りを添えたいときに、とっても役立ちますよ!

基本の黄身酢のつくり方

文字通り、卵黄を使ってつくります。湯煎にかけながら火を通し、とろりと仕上げます。ほんのり甘くてまろやか、上品な味わいです。

材料材料 (1単位分)

卵黄2個分
大さじ2と2/1
砂糖小さじ1
みりん大さじ1
小さじ1/3
材料

1混ぜあわせる

ボウルに材料をすべて入れて小さい泡立て器で混ぜる。

混ぜあわせる

2湯煎にかける

湯煎にかけて絶えずかき混ぜながら、卵黄がとろりとするまで火を通して取り出し、酢を加えて混ぜる。色味がクリーム色になりもったりしてきたら完成。

湯煎にかける

海老とブロッコリーの黄身酢がけ

黄金の組み合わせ。彩りが美しい、ぜいたくな副菜です。海老をふっくら仕上げるために、ゆで過ぎないのがポイントです。

材料材料 (2人分)

黄身酢1単位
海老6~8尾
海老用の塩少々
海老用の酢少々
ブロッコリー100g
ブロッコリー用の塩少々

1ブロッコリーをゆでる

ブロッコリーは小房に分け、大きいものはさらに縦2~4等分切る。塩を入れたたっぷりの熱湯で30秒~1分ゆで、冷水にとって冷まし、水気をよくきる。

2海老の下ごしらえ

海老は背ワタのあるものは取り、水で洗う。塩、酢を入れたたっぷりの熱湯1分ほどゆで、冷水にとって冷まし、水気を拭く。

3盛りつける

器にブロッコリー、海老を盛り、黄身酢をかける。

盛り付ける

わかめと長いもの黄身酢がけ

わかめの磯の香りがさわやかです。長いもはさっと湯に通して、ソフトな口あたりにすると、黄身酢がとろりとからんで美味。全体を和えながら召し上がれ。

材料材料 (2人分)

黄身酢1単位
生わかめ50g
長いも150g

1下ごしらえ

長いもは皮をむいて長さ3~4cmに切ってから、縦に幅1cm、厚さ3mmに切り、熱湯で10秒ほどゆでてザルにあげ、冷ます。

2盛りつける

わかめは長さ3cmに切る。器に長いもとともに盛り合わせ、黄身酢をかける。

盛り付ける

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。

文:中村裕子 写真:野口健志、原ヒデトシ(プロフィール)

※この記事の内容はプレジデントムック料理の手ほどき さしすせそ「す」に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ す
料理の手ほどき さしすせそ す
A4変型 判( 80 頁)
ISBN: 9784833478373
2020年01月31日発売 / 770円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。