お酢レシピ
さっぱり爽やか風味の"タラのエスカベッシュ"

さっぱり爽やか風味の"タラのエスカベッシュ"

カリッとした食感のタラの揚げ物をマリネした地中海の料理です。さっぱりとしてご飯が進む一品です。

爽やかなディルの香り

エスカベッシュとは洋風の南蛮漬けのこと。トマトを加えて見た目がカラフルに、さらにディルの香りで爽やかな風味が楽しめます。タラのほかアジや生鮭でつくっても。

タラのエスカベッシュのつくり方

材料材料 (3~4人分)

タラ3切れ(切り身)
少々
胡椒少々
小麦粉適量
揚げ油適量
★ マリネ液
・ 酢1/2カップ
・ オリーブオイル1/2カップ
・ 塩小さじ1
・ 胡椒少々
きゅうり1本
玉ねぎ小1/2個
トマト1個
ディル少々

1塩、胡椒をふる

タラは長さを半分に切り、皮目を下にして厚さを3枚に切り、両面に塩、胡椒をふる。

塩、胡椒をふる

2小麦粉をまぶす

タラの水気を拭き、小麦粉を薄くまぶす。

小麦粉をまぶす

3タラを揚げる

揚げ油を高温(180度)に熱し、タラの半量を入れて色よくカリッと揚げる。

小麦粉をまぶす

4マリネ液に漬ける

マリネ液に直接入れて、残りも同様に揚げてマリネ液に入れ、混ぜてそのままおいて冷ます。

タラを揚げる

5野菜を盛りつける

きゅうりは長さを半分に切って縦6等分に切り、幅1 cmに切る。玉ねぎは繊維を切断するように薄切りにする。トマトはへたを取り、横半分に切って種を取り、1 cm角に切る。4に加えて混ぜ、器に盛ってディルを散らす。

野菜を盛りつける

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。

文:中村裕子 写真:野口健志、原ヒデトシ(プロフィール)

※この記事の内容はプレジデントムック料理の手ほどき さしすせそ「す」に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ す
料理の手ほどき さしすせそ す
A4変型 判( 80 頁)
ISBN: 9784833478373
2020年01月31日発売 / 770円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。