鶏そぼろ大活躍レシピ
とろ~り新玉ねぎの黒酢梅そぼろあん

とろ~り新玉ねぎの黒酢梅そぼろあん

甘味の強い新玉ねぎは丸ごと料理すると、よりおいしさが引き立ちます。ゆっくり煮ることで、とろけるおいしさに。つくり置きしておいた鶏そぼろに黒酢に梅干しの酸味が合わさってコクが倍増!体にも優しい料理です。

まずは基本の鶏そぼろをつくっておきましょう

鶏そぼろ
基本の鶏そぼろがあるとそぼろあん以外にもいろいろな料理に応用できます。もちろん、各ご家庭のつくり方でもOKです。

新玉ねぎ黒酢梅そぼろあんのつくり方

材料材料 (3~4人分)

新玉ねぎ小6個(約600g)
鶏そぼろ120g
だし汁600ml
梅干し中4個
黒酢大さじ2

1玉ねぎをゆっくりと煮る

鍋にだし汁と新玉ねぎを入れて火にかけ、煮立ってきたらごく弱火にする。蓋をして30~40分、玉ねぎが中心まで柔らかくなるまでじっくりと煮る。

2途中で鶏そぼろを加え、最後に調味

途中、煮始めて20~30分後に鶏そぼろを加え、煮終わる少し前に梅干しと黒酢を加えて軽く煮る。

煮る時間は少し長めですが、ことこと煮ていればできるシンプルな料理。免疫力アップのためにも、体に良い食材を積極的に使いましょう。

植松良枝 料理研究家

四季に寄り添った食と暮らしを提案する料理研究家。料理教室「日々の飯事」主宰。菜園での野菜づくりがライフワーク。春夏秋冬それぞれの季節が極まり、次の季節の準備期間である「土用」を暦の中でも特に大切にしている。一児の母となり、忙しい日々の中で家族への想いも増してさらに深く土用を考えるようになった。

文・中村裕子 写真・野口健志

※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「春の台所。」に掲載したものです。

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ISBN:9784833478588
2020年03月14日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。